RTX 4080とRTX 4070 Ti SUPERの実際のゲームにおける性能比較や、特徴についてまとめています。
RTX 4080とRTX 4070 Ti SUPERどちらにしようか迷っているという方は参考にしてみて下さい。
RTX 4080とRTX 4070 Ti SUPERの比較
お忙しい方向けにRTX 4080とRTX 4070 Ti SUPERの違いをざっくりと簡潔に書きます。
- RTX 4080の特徴:パフォーマンスが上でビデオメモリ16GB搭載
- RTX 4070 Ti SUPERの特徴:パフォーマンスが下でビデオメモリ16GB搭載
RTX 40シリーズなので、どちらもレイトレーシングやNVIDIA DLSSにも対応しています。NVIDIAのグラフィックスボードなので、NVIDIA Reflexにも対応しています。
RTX40シリーズはNVIDIA DLSS 3(フレーム生成)という機能が使えるのも大きな特徴です。CPUボトルネックでも最大2倍の性能向上が期待出来ます。
スペック比較
RTX 4080 | RTX 4070 Ti SUPER | |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
CUDAコア | 9728 | 8448 |
ブースト クロック (GHz) | 2.51 | 2.61 |
メモリ容量 | 16 GB GDDR6X | 16 GB GDDR6X |
メモリバス幅 | 256 bit | 256 bit |
レイ トレーシング コア | 第3世代 | 第3世代 |
Tensor コア | 第4世代 | 第4世代 |
消費電力 | 320W | 285W |
RTX40シリーズの他のグラフィックスのスペックはRTX40シリーズのベンチマークでまとめているので気になる方はチェックしてみて下さい。
RTX 4080とRTX 4070 Ti SUPERのスペックを見るとCUDAコア数と、クロック、消費電力が違います。
メモリ容量やバス幅は同じなので、その部分での差が出るタイトルは無いという印象です。シンプルに性能面が違います。
ビデオメモリは超過するとゲームが重い動作感になる事もあります。どちらのビデオメモリの容量も多いです。ビデオメモリ的には4K解像度に対応するグラフィックスボードになります。
4K解像度の推奨スペックとしては、最新ゲームで登場する機会が多くなってきた「RTX 4080」のビデオメモリの容量が16GBなので、どちらも非常に容量が多いというのが分かります。
RTX 4080とRTX 4070 Ti SUPERの性能比較
DirectX 12の定番ベンチマークソフトが3DMARKのTimeSpyになります。前世代のRTX 3080と比較するとRTX 4080の性能は大幅に向上しており、RTX 4070 Ti SUPERもRTX 3070 Tiと比較すると大幅に性能が向上しています。
実ゲームでのパフォーマンス比較
レイトレーシングを存分に楽しんだり、最新重量級ゲームを快適に楽しんだり、eスポーツ系のFPSゲームで高フレームレートを出してゲームをプレイしたい方には、どちらも十分過ぎる性能を持っています。
タイトルによってはどちらでも変わらないようなフレームレートが出ているので、フルHDで運用するにはオーバースペックな性能になります。
フルHD / WQHDで運用するならRTX 4070 SUPERやRTX 4070、コストをより下げるならRTX 4060 Tiがおすすめになります。
4K解像度ならどちらも最適な性能になります。最新重量級ゲームのシティーズスカイラインズ2やエルデンリングのレイトレーシングは重いものの、最新重量級ゲームでもRTX 4070 Ti SUPERならほとんど快適にプレイ可能です。
サイバーパンク2077のオーバードライブ設定は、最上級と言えるくらいあらゆる面で重いゲームの代表格ですが、DLSSパフォーマンス設定ならフレーム生成の恩恵でかなり快適にゲームが楽しめます。
DLSSをクオリティにするとRTX 4080でも52 fps、RTX 4070 Ti SUPERだと44 fpsなので推奨スペックのRTX 4080の方が安心感はありますが、RTX 4070 Ti SUPERでもビデオメモリが16GBなので4K高画質で快適に楽しむ事が可能です。
まとめ
今回はRTX 4080とRTX 4070 Ti SUPERはどっちが買い?という事でスペック面や実際のゲームのフレームレートなどを見ていきました。
どっちが買い?と聞かれたら、予算を考慮しなければRTX 4080 or RTX 4080 SUPER一択ですが、価格を考えた時に個人的にはRTX 4080の4K解像度の安心感はありますが、RTX 4070 Ti SUPERの方が魅力的に見えます。
フルHD / WQHDならRTX 4070 Ti SUPERで快適にプレイ出来るのはもちろん、4K解像度においても下位グレードのグラフィックスボードと比較しても快適だと感じるシーンは凄く多いです。
理由としてはビデオメモリ16GBの恩恵、DLSS 3の恩恵が非常に大きいので、ほとんどのゲームがRTX 4070 Ti SUPERなら4Kで快適にプレイ出来る点です。
一部対応しきれないタイトルもありますが、設定を調整すれば4K解像度で快適なフレームレートで楽しめるタイトルは凄く多いので、コストパフォーマンスという観点からRTX 4070 Ti SUPERの方がおすすめだと個人的には思います。
- RTX 4080:4K重量級ゲームが快適に楽しめる
- RTX 4070 Ti SUPER:4K解像度の対応力が下位モデルと比較すると大きく向上し、コストを考えると魅力的
RTX 40シリーズ搭載のおすすめゲーミングPC
ガレリア
『BREAK THE NOMAL』をコンセプトに2020年に筐体が一新。新筐体は正面部分が光ります。
ドスパラのゲーミングPCは配送が速いので、すぐに自宅にゲーミングPCが届きます。コスパが良いゲーミングPCを多数揃えるBTOメーカーです。
G-Tune
筐体のメンテナンス性の高さや質感が良い『G-Tune』。ゲーマーの意見を採用した筐体でダストフィルターは水洗いも可能です。
サポートと品質が良く、セールも開催されていてコストパフォーマンスも良いのでおすすめのBTOメーカーです。
パソコン工房
パソコン工房のゲーミングPCブランド「LEVEL∞(レベル インフィニティ)」。
コストパフォーマンスに優れるモデルが多数あり、豊富なラインアップから自分に合った一台を選択しやすいBTOメーカーです。
フロンティア
フロンティアは、PCケースのラインナップが豊富なメーカーです。トレンドのホワイトカラーも選択可能。
カスタマイズオプションも豊富なので、自分に最適なゲーミングPCにカスタマイズしやすい特徴があります。コスパも良いBTOメーカーです。