
「フォートナイト」は、100人のプレイヤーで戦う無料のバトルロイヤルゲームです。最後の1人、または1組になるまで戦います。資源を集めて建築ができるという特徴もあります。
そんな「フォートナイト」が快適にプレイできるおすすめのゲーミングPCをご紹介します。
フォートナイトの必要スペックと推奨スペック
最低 | 推奨 | 最高 | |
---|---|---|---|
OS | Windows 10(64ビット) | Windows 10/11(64ビット) | |
CPU | Core i3-3225 3.3GHz | Core i5-7300U 3.5GHz AMD Ryzen 3 3300U | Core i7-8700 Ryzen 7 3700X |
メモリ | 8GB RAM | 16GB以上 | 16GB以上 |
GPU | PC用のIntel HD 4000 AMD Radeon Vega 8 | GeForce GTX 960 Radeon R9 280 | GeForce RTX 3070 Radeon RX 6700 XT |
ビデオメモリ | – | 8GB VRAM以上 | 8GB VRAM以上 |
ストレージ | – | NVMeSSD推奨 | NVMeSSD推奨 |
参考情報:フォートナイトのストアページ
必要/最低スペックはギリギリ動くという指標です。推奨スペックは快適に動くという指標です。
推奨スペックの動作環境を満たしているか確認するのがおすすめです。
最高画質の推奨動作環境だと「RTX 3070」「Radeon RX 6700 XT」が推奨スペックとなっています。
Q 推奨スペックとは
推奨スペックは、ソフトウェアやゲームを快適に動作させるために開発元が提示するパソコンの性能基準のことです。
CPUの性能、メモリ容量、グラフィックボード、ストレージの種類や空き容量、OSのバージョンなどが含まれます。
必要最低限の「動作環境」とは異なり、ストレスなく快適に利用するための目安になります。
推奨スペックを満たすことで、高画質設定やスムーズな動作が可能になり、快適な操作体験が得られます。

Q 厳密に推奨スペックを揃える必要があるの?
厳密に推奨スペックを揃える必要は無いです。
推奨スペックは「この程度の性能があれば快適に動作します」という目安であり、それを上回るスペックがあれば全く問題ありません。
むしろ、スペックが高ければより快適な動作や高画質設定での利用が可能です。
Q 解像度とは

液晶ディスプレイ(液晶モニタ)には、画面解像度があります。画面解像度は画面に表示できる情報量(画素数)の事です。画面サイズが同じ場合には画面解像度が大きいほど精細度が高いです。
解像度を表す単位としては画素またはピクセルがあります。最小単位をいくつ表示できるのかを表したものです。1画素=1ピクセルになります。また、解像度が高いほど画面領域が大きくなります。
名称 | 解像度 | 総画素数 |
---|---|---|
SD | 720×480px | 345,600 |
HD | 1280×720px | 921,600 |
フルHD | 1920×1080px | 2,073,600 |
WQHD | 2560×1440px | 3,686,400 |
4K | 3840×2160px | 8,337,600 |
8K | 7680×4320px | 33,177,600 |
代表的な画面解像度は以上です。ゲームにおいてはフルHD以上がおすすめになります。ゲームの推奨スペックではフルHD以上を推奨とするタイトルが多いです。最近の傾向としては4Kに対応したゲームも多数登場しています。

Q ウルトラワイドとは

ウルトラワイドは、一般的なディスプレイ(16:9)より横幅が広いアスペクト比21:9や32:9などのモニターのことです。
映画と同じ比率に近く、没入感が高いため動画視聴やゲームに適しています。
また、作業領域が広いため、複数のウィンドウを同時に開けるなど、ビジネスやクリエイティブ用途にも人気があります。曲面ディスプレイも多く、視認性と作業効率の向上が期待できます。価格は一般的なモニターよりやや高めです。
Q フレームレートとは
fps(フレームレート)は動画やゲームにおける1秒あたりのフレーム数の事です。数値が高ければ高いほど滑らかな描画になります。
コンピュータの処理性能を評価するベンチマークにおいては、60fpsで快適評価とするゲームソフトウェアが多いです。

Q アップスケーリング&フレーム生成とは
アップスケールはスーパーレゾリューション(超解像技術)とも呼ばれ、高いパフォーマンスと高画質を実現する技術の事です。画質を維持しながらフレームレートを向上。
グラフィックス設定オプションから超解像技術の設定を行う事が可能です。
DLSS 対応ハードウェア | ||||
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RTX 50 | RTX 40 | RTX 30 | RTX 20 | |
DLSS Multi Frame Generation | ||||
DLSS Frame Generation | ||||
DLSS Ray Reconstruction | ||||
DLSS Super Resolution | ||||
Deep Learning Anti-Aliasing (DLAA) |
「NVIDIA DLSS」は2025年7月時点でバージョン4まであります。最新バージョンの「NVIDIA DLSS 4」の最大の特徴はマルチフレーム生成に対応している点です。
フレーム生成は大幅にフレームレートを向上させる事が可能な点がメリットですが、「NVIDIA DLSS 3(フレーム生成)」はRTX 40シリーズが必要、「NVIDIA DLSS 4(マルチフレーム生成)」はRTX 50シリーズが必要になります。また、ゲームタイトル側の対応も必要になります。
フォートナイトの画質設定比較
シューティングゲームなので、対戦重視でゲームを楽しみたい方は画質設定を最大まで下げてフレームレートを確保するというも手です。
スペックに余裕がある方は画質設定を上げてフレームレートも出して、UNREAL ENGINE 5.1を採用した次世代のフォートナイトのグラフィックスを楽しむのもおすすめです。
フォートナイトのグラフィクス設定
クリックで拡大します。フォートナイトのグラフィック設定では、上記のようにNANITE仮想ジオメトリや、LUMENなど次世代のUnreal Engine 5の機能がグラフィックス設定から適用可能です。
アンチエイリアスに関しては、高品質なビジュアルを高フレームレートで実現する「テンポラル スーパー解像度(TSR)」や、高精細な映像を描写してフレームレートを向上させる「NVIDIA DLSS」が搭載されています。
フォートナイトのグラボ別fps
最高画質
画質は最高で計測しています。最高画質設定の目安として見てみて下さい。最高画質で快適に楽しみたい方はRTX 4060以上がおすすめです。
最高の推奨スペックとしてはRTX 3070が指定されているので、レイトレーシングを含めるなら同等クラスの性能を持つRTX 4060 Ti以上なら安心です。
低画質
フォートナイトを低画質設定にして計測してみるとCore i7-14700KFとCore i5-14400Fの差が出ているので、低画質でフレームレートを確保して遊びたい方はグラボの性能を上げていくよりも、CPUの性能を重視する方がおすすめです。
低画質で運用する場合のおすすめ構成は「Core i7×RTX 4060 Ti」 or 「Core i5×RTX 4060」です。
AMD 3D V-Cache技術が採用されたRyzenだけが利用できるゲーム特化型の「Ryzen 7 7800X3D」ではフォートナイトで非常に高いフレームレートが出るので、より高いフレームレートを求める方は「Ryzen 7 7800X3D」搭載モデルもおすすめです。
フォートナイトにおすすめのゲーミングPC

フォートナイトにおすすめのゲーミングPCをご紹介します。
NEXTGEAR JG-A5G60

スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 5 4500 |
グラフィック | RTX 5060(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
「NEXTGEAR JG-A5G60」は、CPUに「Ryzen 5 4500」を搭載し、最新の高性能グラフィクス「GeForce RTX 5060」を採用。
ゲームではグラフィックスボードの性能が快適性に直結するため、コストを落として最大限ゲームを楽しみたい方におすすめのモデルです。

NEXTGEAR JG-A5G60は多くのゲームタイトルで快適に動作します。1TBのストレージ容量を搭載していてこの価格はコスパが良いです。
Lightning-G AV-Ti7W Ryzen7 7700/RTX5060Ti 16GB搭載


スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 7 7700 |
グラフィック | RTX 5060 Ti(16GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
「Lightning-G AV-Ti7W Ryzen7」は、「Ryzen 7 7700」&「RTX 5060 Ti」搭載のゲーミングPCです。ガレリアの「ゲート」をイメージしたガレリア専用 SKMケース採用モデルと比較するとリーズナブルな価格が魅力です。
強化ガラスパネルを採用し、カスタマイズでLEDデコレーションも可能です。ケースはホワイトの他にも「ブラック」も展開。



CPUに8コア以上が必要というタイトルが登場しているため、様々なゲームをプレイするという観点から8コア搭載のRyzen 7 7700はコスパも良くおすすめ。RTX 5060 TiはDLSS 4対応&VRAM 16搭載で将来性も◎
NEXTGEAR JG-A7G70


スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
グラフィック | RTX 5070(12GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
「NEXTGEAR JG-A7G70」は、CPUにゲーム特化型のCPU「Ryzen 7 7800X3D」を搭載して高フレームレートが期待出来ます。
グラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 5070」を搭載しているので、美麗なゲーム体験を楽しむ事が出来るハイスペックゲーミングPCです。



ゲーム特化型CPUで高フレームレートが確保しやすい本格派のゲーミングPC。CPU性能が高いのでタイトルによっては数十FPS変わる場合も。対戦ゲームなどでフレームレートを稼ぎたい方におすすめです。


フォートナイトにおすすめのゲーミングノートPC


フォートナイトにおすすめのゲーミングノートPCをご紹介します。描画が滑らかになるので、リフレシュレート144Hz以上に対応したモデルがおすすめです。
Lenovo LOQ 15IRX9


スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-13650HX |
グラフィック | RTX 4060(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
液晶 | 15.6型 1920×1080 FHD(144Hz) |
重量 | 約 2.38kg |
「Lenovo LOQ 15IRX9」は、処理性能の高い第13世代インテルCPUと、最新の高性能グラフィックスRTX 4060搭載のゲーミングノートPC。コスパ重視の方におすすめです。
⇒「LOQ 15AHP9」の実機レビュー RTX 4060搭載
GALLERIA RL7C-R46-5N


スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-13620H |
グラフィック | RTX 4060(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD |
液晶 | 15.6型 1920×1200 フルHD(165Hz) |
重量 | 約2.3kg |
「GALLERIA RL7C-R46-5N」は、Core i7-13620H&最新グラフィックス「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」搭載。最新の重いゲームも楽しめる性能が魅力です。
⇒ GALLERIA RL7C-R45-4の実機レビュー | RTX 4050搭載
G-Tune E5-I7G60BK-A


スペック | |
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CPU | Core i7-13650HX |
グラフィック | RTX 4060(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
液晶 | 15.3型 2,560×1,600 WQXGA(240Hz) |
重量 | 約2.09kg |
「G-Tune E5-I7G60BK-A」は、薄型軽量のWQXGAと240Hz液晶搭載のハイスペックゲーミングノートPCです。高精細なWQXGA解像度かつ、240Hzで人気FPS/TPSゲームも快適です。
メモリやストレージがカスタマイズ済みの「G-Tune E5-I7G60BK-A(JeSU公認PC)」も合わせてチェックしてみて下さい。
まとめ


Unreal Engine 5の機能がフォートナイト バトルロイヤルに実装されたことで、最高画質設定時の要求スペックが大幅に高くなっています。
ただしPCゲームであるため、グラフィックス設定はユーザーの好みに応じて、画質やフレームレートを自由に調整できます。最高画質で楽しみたい方は「RTX 4060」以上がおすすめです。
こちらの記事で「おすすめのゲーミングPC」「おすすめのゲーミングノートPC」も紹介しているので、合わせてゲーミングPC選びの参考にしてみて下さい。



