
「SILENT HILL 2」は、シリーズ最高傑作と名高い人気のホラーゲームのフルリメイク作品です。
「SILENT HILL 2」の必要/推奨スペックと、グラボ別fpsの検証、おすすめゲーミングPCの情報についてまとめています。
SILENT HILL 2はどんなゲーム?

「SILENT HILL 2」は、2001年にPlayStation 2(PS2)で発売されたホラーゲーム「SILENT HILL 2」のフルリメイク作品です。
ゲームの舞台は深い霧に包まれた「サイレントヒル」で、死んだ妻から届いた手紙をきっかけに「サイレントヒル」戻ってみると、異形のクリーチャーが徘徊するゴーストタウンとなっています。
主人公ジェイムスがクリーチャーと戦い謎を解きながら、妻の手がかりを求めて街を探索するサバイバルホラーゲームです。
SILENT HILL 2の主な特徴は以下のとおりになります。
- シリーズ第1作「SILENT HILL」とは登場人物やストーリーの直接的な繋がりはなし(前作未プレイでも楽しめる)
- リアルなグラフィックに進化(レイトレーシングにも対応)
- 探索場所が拡大(原作で入れなかった場所も探索可能)
- 戦闘システムを一新
- 様々なアップスケーリングに対応(NVIDIA DLSS / FSR 3 / TSR / XeSS)
- 4K解像度やウルトラワイドに対応
フレームレートのアンロックや4K解像度に対応、21:9のウルトラワイドワイドにも対応しているタイトルです。
必要スペックと推奨スペック

| 推奨動作環境 | |
|---|---|
| OS | Windows 10 |
| CPU | Intel Core i7-8700K AMD Ryzen 5 3600X |
| メモリ | 16GB |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 2080 AMD Radeon 6800XT |
| ストレージ | 50GB(SSD推奨) |
| 追記事項 | フルHD / 60FPS|画質:中画質 フルHD / 30FPS|画質:高画質 |
SILENT HILL 2の推奨環境のスペック表です。
CPU

CPUに関しては推奨で「Core i7-8700K」もしくは「Ryzen 5 3600X」以上になります。
実際に「Core i7-8700」でSILENT HILL 2は快適に動作していました。マルチコア対応なのでしっかりとCPUを使ってくれています。
「Core i7-8700」は2017年11月発売なので、7年前のCPUになります。CPUは古めでも快適に動くゲームが多い印象です。
CPU使用率的には6コア12スレッド以上あると非常に快適です。必要スペックでは4コア8スレッドのCPUなので、最低限4コア以上が必要になりそうです。
FF16やサイバーパンク2077など高いCPU要求のゲームも登場していますが、「Core i7-8700」でも動作します。
ゲームをコスパ重視で楽しむならCore i5 / Ryzen 5搭載モデルがおすすめです。
ただ、高フレームレートやゲーム配信、動画編集など、高負荷な作業を行う場合は、Core i7 / Ryzen 7 がおすすめです。
FF16やサイバーパンク2077で実際にゲーム録画すると「Core i7-8700」だとクラッシュして落ちてしまいました。
- Core i7 / Ryzen 7は性能を重視したい方におすすめの性能重視モデル。最新重量級ゲームや、動画編集、実況・配信用途におすすめです。
- Core i5 / Ryzen 5は性能とコストを重視するミドルレンジモデル。一般用途やビジネス用途、ゲーム用途におすすめです。
メモリ

メモリは16GBが指定されています。実際のゲームを見ると12GB程度使用していました。
ゲームでメモリが不足するとゲーム中に落ちてしまう場合もあるので、16GB搭載モデル以上がおすすめです。
グラフィック
ゲームで重要なグラフィックスにはGeForce RTX 2080が指定されており、フルHD/60FPSの中画質が楽しめるスペックとなっています。
RTX 2080は、RTX 4060相当のグラフィックス性能になるのでこれから購入される方はRTX 4060以上を搭載したゲーミングPCがおすすめです。
以下ではグラボ別比較をしているのでそちらの項目も確認してみて下さい。
ストレージ
SILENT HILL 2ではストレージにSSDが推奨されています。SSD以外のHDDでプレイすると読み込みに時間がかかったり、カクカクした挙動になる事があるのでSSDに入れてゲームをプレイしましょう。
SILENT HILL 2は他のゲームと比べて重い?

| 描画負荷 | タイトル | 推奨グラフィック |
|---|---|---|
| 重量級 | 「サイバーパンク2077」レイトレ | RTX 4070 / RTX 3080 Ti |
| 「Cities: Skylines II」 | RTX 4070 / RTX 3080 | |
| 重量級~中量級 | 「ファイナルファンタジー16」 | RTX 4060 / RTX 2080 |
| 「バイオハザードRE:4」 | RTX 4060 / RTX 2070 | |
| 「モンスターハンターワールド」 | RTX 4060がおすすめ | |
| 中量級 | 「Call of Duty Warzone」 | GTX 1060 |
| 「エックスディファイアント」 | GTX 1060 | |
| 「Apex Legends」 | GTX 970 | |
| 軽量級 | 「ドラゴンクエスト10」 「マインクラフト」 「VALORANT」 | 内蔵グラフィックスでも動くレベル 推奨としてはエントリーでも OKなので、グラボ搭載モデルがおすすめ |
SILENT HILL 2の推奨スペックを見ると、最重量クラスではありませんがRTX 2080指定なので重いゲームです。現行モデルならRTX 4060相当のグラフィックスの性能が必要になります。
最重量級クラスの「サイバーパンク2077」のレイトレーシングや「Cities: Skylines II」がRTX 3080 TiやRTX 3080指定なので、SILENT HILL 2の推奨スペックはその下のラインに分類出来ます。
SILENT HILL 2も公式サイトに『レイトレーシングなどの技術を活用することで、よりリアルで臨場感のある世界を表現。』と記載されているので、レイトレーシング対応の可能性もあります。(製品版で確認するとレイトレ対応でした)
レイトレーシングを有効にして楽しむ場合にはワンランク上の性能がおすすめです。様々なゲームを高画質で楽しみたい方はRTX 4070 / RTX 4070 SUPER搭載モデルがおすすめです。
SILENT HILL 2のグラボ別fps
最高画質
![]() | |||
| GPU | 4K 3840×2160 | WQHD 2560×1440 | フルHD 1920×1080 |
|---|---|---|---|
| RTX 4090 | 79 FPS | 103 FPS | 116 FPS |
| RTX 4080 | 63 FPS | 85 FPS | 98 FPS |
| RTX 4070 Ti SUPER | 55 FPS | 76 FPS | 88 FPS |
| RTX 4070 SUPER | 47 FPS | 66 FPS | 76 FPS |
| RTX 4070 | 42 FPS | 58 FPS | 69 FPS |
| RTX 4060 Ti | 32 FPS | 46 FPS | 55 FPS |
| RTX 4060 | 24 FPS | 37 FPS | 44 FPS |
品質プリセット最高(アンチエイリアス:TXAA、解像度スケーラビリティ:100%、シャドウ品質:高、テクスチャ品質:高、シェーダー品質:高、エフェクト品質:高、透過性の別途レンダリング:オン、レンズフレア:高、全体のモーションブラー:オン、SSAO:オン、SSR:オン、SSS品質:高、画像のシャープネス:シャープネス高。グラフィックモード:デフォルト。イベントリの視覚エフェクト:オフ、ハイコントラストモード:オフ、VSync:オフ、フレームレート上限:制限なし。
SILENT HILL 2のベンチマークは無いので、ゲーム冒頭の重いシーンでフレームレートを計測しています。
画質は最高画質設定になります。NVIDIA DLSSの設定は、「フルHD:クオリティ」「WQHD:バランス」「4K:パフォーマンス」設定になっています。画質とフレームレートのバランスの取れた設定なので、こちらの設定がおすすめです。
中画質
![]() | |||
| GPU | 4K 3840×2160 | WQHD 2560×1440 | フルHD 1920×1080 |
|---|---|---|---|
| RTX 4090 | 124 FPS | 157 FPS | 173 FPS |
| RTX 4080 | 101 FPS | 131 FPS | 146 FPS |
| RTX 4070 Ti SUPER | 90 FPS | 115 FPS | 131 FPS |
| RTX 4070 SUPER | 76 FPS | 105 FPS | 120 FPS |
| RTX 4070 | 68 FPS | 95 FPS | 110 FPS |
| RTX 4060 Ti | 54 FPS | 76 FPS | 88 FPS |
| RTX 4060 | 42 FPS | 61 FPS | 74 FPS |
レイトレーシング:オフのプリセット中画質設定になります。推奨画質がこちらの設定になりますので、一般的にこちらの性能を参考にしてゲーミングPCを選ぶのがおすすめです。
おすすめグラボ
| 解像度 | 画質 | グラボ |
|---|---|---|
| 4K | 最高 | RTX 4080 (16GB) |
| 中 | RTX 4070(12GB) | |
| WQHD | 最高 | RTX 4070 SUPER(12GB) |
| 中 | RTX 4060(8GB) | |
| フルHD | 最高 | RTX 4070(12GB) |
| 中 | RTX 4060(8GB) |
推奨スペックに記載の通りフルHD中画質ならRTX 4060で快適です。最高画質で快適さを求めるならRTX 4070以上がおすすめになります。
SILENT HILL 2の画質比較

左:レイトレ最高|右:最低設定
SILENT HILL 2の最高画質と最低画質の比較をしました。最高画質でも良いですが、最高画質は重いのでパフォーマンスに不安がある場合は推奨に記載の高画質や中画質以上でプレイするのがおすすめです。
最低画質になると、全体的に画質が低下します。また、影がチラついていてゲームに集中出来ない場合があるので、中画質以上をおすすめします。
SILENT HILL 2のおすすめの画質設定は?
詳しくはYouTube動画で詳細に解説がありますので、細かい画質設定が気になる方は字幕を日本語に変更してご確認下さい。
要点をまとめると以下の通りです。
- DLSSがおすすめ
- レイトレーシングはグラフィックス品質に変革の可能性があるがコスパで考えるとオフ推奨
- 影品質やテクスチャを中設定に落とす
アップスケーリングはDLSSがおすすめで、レイトレを有効にする事でグラフィックス品質が向上しますが、パフォーマンスコストを考えるとオフ推奨。個人的にもそう思います。
そして、影品質やテクスチャを中設定に落とす事でSILENT HILL 2のフレームレートと画質を両立した設定になるとの事なので、SILENT HILL 2が重いと感じる方は参考にしてみて下さい。
RTXダイナミックバイブランスを有効にするのもおすすめ

SILENT HILL 2はHDRに対応しているのでHDRに対応したモニターを使用している方は、HDR機能を有効にしてプレイしてみるのもおすすめです。
HDRに対応していないモニターをご使用の方は、NVIDIAのグラフィックスボードを使用している場合に「Alt+F3」キーを押すとFreestyleフィルターを展開する事が出来ます。
RTXダイナミックバイブランスというフィルターを適用する事で、AIによって色の潰れを最小限に抑え、画質と没入感を維持しながら、画面上で色がより鮮やかに表示される特徴があります。今回は40%程度の明るさに設定していますが、設定を調整する事でより鮮やかさを増す事も可能です。
SILENT HILL 2におすすめのゲーミングPC

SILENT HILL 2におすすめのゲーミングPCをご紹介します。
RTX 4060搭載モデル以上で推奨スペック満たす性能になります。
より高画質を求める方はRTX 4070以上の性能があるとレイトレーシングでもより快適に動作するので、画質を最重視する方はより高い性能を選ぶのがおすすめです。
Lightning-G AV-Ti7XW

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7700 |
| グラフィック | RTX 5060 Ti(16GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
\ セールで5,000pt還元 /
「Lightning-G AV-Ti7W」は、「Ryzen 7 7700(8コア/16スレッド)」&「RTX 5060 Ti」搭載のゲーミングPCです。RTX 5060 TiはフルHD~WQHD環境でも十分快適な性能を持っています。
THIRDWAVE‑Gシリーズに属し、GALLERIAシリーズより安い価格設定でありながら、コンパクトな筐体と充実した冷却性能(12cmファン5基構成)を特徴としており、設置性にも配慮された設計が魅力です。
強化ガラスパネルを採用し、カスタマイズでLEDデコレーションも可能です。ケースはホワイトの他にも「ブラック」も展開。
RTX 5060 Tiは大容量の16GBのビデオメモリを搭載しているので、高画質設定でゲームを楽しめます。
性能と価格のバランスが取れた構成で、コスパ重視のゲーマーにおすすめです。

本格的にPCゲームが楽しめる構成でコスパも◎。RTX 5060 TiはDLSS 4対応&VRAM 16GB搭載で将来性も高い。迷ったらコレがイチオシです。




NEXTGEAR JG-A7G70

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7800X3D |
| グラフィック | RTX 5070(12GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
「NEXTGEAR JG-A7G70」は、CPUにゲーム特化型のCPU「Ryzen 7 7800X3D」を搭載して高フレームレートが期待出来ます。
グラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 5070」を搭載しているので、美麗なゲーム体験を楽しむ事が出来るハイスペックゲーミングPCです。
1TB NVMe SSDにより、起動やロードが高速で、快適なゲームプレイをサポート。
初期サポートとして3年センドバック保証と24時間365日電話サポートが付帯しており、安心して長期使用できる一台です。

ゲーム特化型CPUで高フレームレートが確保しやすい本格派のゲーミングPC。CPU性能が高いのでタイトルによっては数十FPS変わる場合も。対戦ゲームなどでフレームレートを稼ぎたい方におすすめです。



GALLERIA XPC7A-R57T-WL

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 265F |
| グラフィック | RTX 5070 Ti(16GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミドルタワー |
「GALLERIA XPC7A-R57T-WL」は、CPUに性能重視モデル「Core Ultra 7 265F(20コア/20スレッド)」を搭載し、高性能グラフィクス「GeForce RTX 5070 Ti」を採用。ハイエンド志向のデスクトップゲーミングPCです。
最新ゲームを高画質設定で楽しめるのはもちろん、WQHDから4K環境でも快適に動作。さらにマルチタスクや映像編集などのクリエイティブ用途にも余裕を持って対応できます。
高スペックを求めるゲーマーはもちろん、配信者やクリエイターにとっても理想的な一台です。

様々な用途で汎用性が高い最新高性能CPUを搭載。RTX 5070 Ti搭載で最高画質の対応力も◎。安定のガレリアで、ケースの冷却性能、メンテナンス性、使い勝手も良いです。メモリは32GB以上にカスタマイズ推奨です。




SILENT HILL 2におすすめのノートPC
G TUNE H6-A9G60BK-C

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 9 8945HX |
| グラフィック | RTX 5060(8GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| 液晶 | 16型 2560×1600 WQXGA(300Hz) |
| 重量 | 約2.31kg |
「G-TUNE H6-A9G60BK-C」は、最新のAMD Ryzen 9 プロセッサを搭載し、高いCPU性能で重量級のゲームや同時進行の作業も余裕でこなせるゲーミングノートPCです。
グラフィックスにはGeForce RTX 5060を採用し、DLSS 4に対応することで高精細な映像をより軽快に描画。最新タイトルでも快適な動作が期待できる優等生モデルです。
大規模なオンラインゲームからクリエイティブ用途まで幅広く活躍してくれます。高性能CPU&最新グラフィックスを求めたいユーザーにおすすめの一台です。



GALLERIA ZL9R-R57T-6

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 9 9955HX |
| グラフィック | RTX 5070 Ti(12GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| 液晶 | 16型 2560×1600 WQXGA(300Hz) |
| 重量 | 約2.4kg |
「GALLERIA ZL9R-R57T-6」は、Ryzen 9 9955HXとRTX 5070 Ti(12GB)搭載の16インチハイスペックゲーミングノートです。
300 Hz駆動のWQXGAノングレア液晶に加え、32GB DDR5メモリと1TB PCIe Gen4 SSDを装備し、高速処理と映像のヌルヌル描画を実現。
USB-A×3、USB-C×2(DP/PD対応)、Mini DP 2.1、HDMI 2.1、2.5G有線LAN、Wi-Fi 7と豊富なインターフェースも魅力。本体重量は約2.4kgと携帯性にも配慮したノートPCです。



G TUNE H6-I9G7TBK-C

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 9 275HX |
| グラフィック | RTX 5070 Ti(12GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| 液晶 | 16型 2,560×1,600 WQXGA(300Hz) |
| 重量 | 約2.58kg |
\ セールで50,000円 OFF /
「G TUNE H6-I9G7TBK-C」は、最新CPU「Core Ultra 9 275HX」24コア/24スレッド、最大5.40GHz)を搭載し、マルチタスクから重量級3Dゲームまで圧倒的な処理性能を発揮。
グラフィックスは最新世代「NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU」搭載。ノートPCでもデスクトップ級のビデオメモリを搭載し、高画質ゲーミングを楽しめます。液晶はWQXGA(2,560×1,600)と300Hzで遅延の少ないゲームプレイが可能です。
加えて、32GB DDR5‑5600メモリに1TB NVMe Gen4 SSDを標準搭載し、大容量ゲームや動画編集も快適です。
Wi‑Fi 7(最大2.8Gbps)と有線LAN、Bluetooth 5、豊富なUSBポート類を備えており、ネット対戦も安定&低遅延。さらに、3年間センドバック保証+24時間365日の電話サポート付きで安心です。
性能と信頼性を兼ね備えた、非常に魅力的なハイスペックノートPCです。





