
「Apex」「Battlefield(BF)」「Call of Duty(CoD)」って名前は聞いたことがあるけれど、実際どう違うの?という疑問を持つ初心者は多いはずです。
どれも人気のFPS(ファーストパーソン・シューター)ですが、ゲームのテンポ、戦い方、必要な戦略はまったく異なります。
Apexはスピードとアビリティ重視、BFは大規模でリアルな戦場、CoDは短時間で決着がつく撃ち合い特化型。
この記事では、「今さら聞けない3大FPSの違い」をわかりやすく比較していきます。それぞれの特徴や向いているプレイヤータイプもご紹介します。
初めてFPSを始めたい人や、自分に合ったタイトルを選びたい人はぜひ参考にしてください。
FPSとは?初心者でもわかる基本
FPSとは何の略?
「FPS」はFirst Person Shooter(ファースト・パーソン・シューター) の略で、日本語では「一人称視点のシューティングゲーム」と呼ばれます。
プレイヤーは自分のキャラクターの目線で画面を見て操作し、銃や武器を使って敵と戦うのが基本のスタイル。「自分がその場にいるような没入感」が魅力です。
画面には自分の腕や武器しか映らず、キャラクターの全身が見える「TPS(サード・パーソン・シューター)」とは違い、自分の視点=キャラの視点で戦う点が大きな特徴です。
FPSでは、単に敵を倒すだけでなく「エイム(照準を合わせる精度)」「立ち回り」「マップ把握」などの要素も重要になります。
初心者のうちは難しく感じるかもしれませんが、慣れてくるとヘッドショットを決めた瞬間の爽快感や、仲間と連携して勝利したときの達成感がクセになります。
FPSの魅力と人気の理由
FPSの最大の魅力は、自分が戦場の中にいるような没入感と、敵を撃ち抜いた瞬間の爽快感です。
視点がキャラクターと一体化しているため、臨場感が圧倒的で、反射神経や判断力が直接結果に結びつく「スキルの成長」を実感できる点も人気の理由です。
また、オンラインで仲間と連携して戦う協力プレイや、世界中のプレイヤーと競える対戦要素も魅力です。
Apex Legendsの特徴

特徴と魅力(テンポ重視・アビリティ制バトロワ)
Apex Legends(エーペックスレジェンズ)は、3人1組のチームで戦うバトルロイヤル形式のFPSです。
最大60人が1つのマップに降下し、最後まで生き残ったチームが勝利となります。
最大の特徴は、キャラクターごとに「アビリティ(特殊能力)」が設定されている点。回復や索敵、移動スキルなど、個性豊かなスキルを駆使して戦います。
これにより、単なる撃ち合いだけでなくチーム構成や戦略性も求められるのが魅力です。
また、移動が速くテンポが良いのもApexの特徴。スライディングやジャンプなどのアクションが爽快で、短時間でも満足感のある戦闘を楽しめます。
初心者でも無料で始めやすく、カジュアルから競技プレイまで幅広く支持されています。
こんな人におすすめ(ソロでも遊びたい・カジュアル層)
Apex Legendsは、気軽にFPSを始めてみたい人や、短時間でも爽快感を味わいたい人におすすめです。
基本プレイ無料で始めやすく、1試合が約15〜20分とテンポが良いため、スキマ時間にも遊びやすいのが魅力。
また、ボイスチャットを使わなくても「ピン機能」で味方に意思を伝えられるため、ソロプレイヤーでも安心して楽しめます。
キャラごとのアビリティを活かせば、撃ち合いが苦手でもサポート役としてチームに貢献可能。カジュアル層から上級者まで、プレイスタイルに合わせて楽しめる万能型FPSです。

Battlefield 6(BF6)の特徴

特徴と魅力(大規模戦・リアル志向)
Battlefield 6(バトルフィールド6)は、広大なマップで最大64人が戦う大規模戦闘型FPSです。
戦車、ヘリ、戦闘機などの乗り物を操りながら、チーム全体で拠点を奪い合うスケールの大きさが最大の特徴。
銃撃音や爆発、建物の破壊表現までリアルに再現されており、映画のような没入感を味わえます。グラフィック品質も非常に高く、最新のGPU性能を活かした美しい描画が魅力です。
他のFPSと違い、個人技よりも分隊行動やチーム連携が勝敗を分けるのがポイント。
仲間と連携して敵拠点を制圧したときの達成感は格別です。リアルな戦場体験や戦略的プレイを求める人にぴったりのタイトルです。
こんな人におすすめ(チーム戦・戦略重視)
Battlefield 6は、仲間と連携して大規模な戦場を制圧したい人におすすめのタイトルです。
1人で敵を倒す爽快感よりも、分隊で協力しながら前線を押し上げたり、役割分担して戦略的に動くことが求められます。
兵科(クラス)ごとに役割が異なり「突撃兵」「工兵」「援護兵」「斥候兵」などを選んでチームに貢献できるのも魅力。
仲間との連携がうまく決まったときの達成感は、他のFPSでは味わえない醍醐味です。リアルな戦争体験や戦術的な立ち回りを楽しみたい人にぴったりの作品です。


Call of Duty(BO7)の特徴

特徴と魅力(ハイスピード・撃ち合い特化)
『Call of Duty: Black Ops 7(コール オブ デューティ ブラックオプス7)』は、スピード感と撃ち合いの爽快さに特化した王道FPSです。
シリーズを通して「短時間で熱くなれる戦闘テンポ」が魅力で、わずか数秒の交戦が勝敗を分ける緊張感を味わえます。
ApexやBFのような特殊スキルやビークル要素は少なく、純粋な射撃技術と反射神経が試されるシンプルな構成。
その分、操作に慣れるとキルを積み重ねる楽しさや、戦場を支配している感覚が際立ちます。
ゲームモードも豊富で、チームデスマッチやドミネーションなど、短時間で結果が出るルールが多いのも特徴。FPS本来の「撃って勝つ」楽しさを味わいたい人に支持されているタイトルです。
こんな人におすすめ(反射神経・短時間プレイ)
Call of Dutyは、瞬時の判断と反射神経で勝負したい人に最適なタイトルです。
敵を見つけて撃つまでのスピードがすべてを決めるため、反応の速さやエイム精度が勝敗を分けます。
また、1試合あたりのプレイ時間が短く、10分程度で1ラウンドが完結するモードが多いのも魅力。
「短時間で緊張感あるバトルを楽しみたい」「仕事や勉強の合間に集中して遊びたい」という人にもぴったりです。純粋な撃ち合いに集中したいFPSプレイヤーにおすすめの一本です。

Apex・BF6・CoD:BO7の違いを比較表でまとめ
今回紹介した3つのFPSは、同じ「銃で戦うゲーム」でも、プレイスタイルや楽しみ方が大きく異なります。
Apexはテンポの速いバトルロイヤル、BF6は戦略性の高い大規模戦、CoDは短時間で決着する撃ち合い特化型。自分がどんなタイプのプレイヤーなのかを意識すると、選ぶべきタイトルが見えてきます。
以下の表では、それぞれの特徴をわかりやすく整理しました。
初めてFPSを始める人は、この比較を参考に「自分に合った一作」を選んでみましょう。
タイトル | プレイ人数 | 戦闘テンポ | 難易度 | チームプレイ度 |
---|---|---|---|---|
Apex Legends | 60人 | 速い | ★★★★☆ | 中 |
Battlefield 6 | 最大64人 | 中 | ★★★☆☆ | 高 |
Call of Duty BO7 | 12〜40人 | 非常に速い | ★★★★★ | 低 |
まとめ
Apex・BF・CoDは、いずれも長年にわたって多くのプレイヤーに愛されている人気FPSです。しかし、それぞれに「テンポ」「戦場のスケール」「戦い方」の方向性が異なります。
- Apex:スピード感とアビリティ戦略が魅力のバトロワ型
- BF(Battlefield):チーム連携と戦場のリアルさが光る大規模戦型
- CoD(Call of Duty):反射神経と瞬発力で勝負するハイスピード型
どれが正解というわけではなく、自分のプレイスタイルに合うものを選ぶことが大切です。
そして、快適にプレイするためにはPCの性能も重要です。それぞれのタイトルごとの推奨スペックをチェックして、最適な環境で最高の体験を楽しみましょう。
他にも人気のFPSタイトル
VALORANT
頭脳戦×AIM力が試される戦略型FPS。マップ構造やスキルの使い方、仲間との連携が勝敗を左右する高戦略FPS。1発で決まる緊張感と、精密なAIM力が求められる奥深いゲーム性が魅力です。

Counter-Strike 2
世界大会も盛んな、硬派なFPS。無駄のないルールと正確なエイム勝負が魅力の純粋な撃ち合い系FPS。長年続くシリーズで、反射神経と立ち回りのすべてが問われます。

Overwatch 2
キャラの役割と連携がカギになるチームFPS。攻撃・タンク・サポートなど役割が明確に分かれており、チーム全員で連携して勝利を目指すのが醍醐味。個性豊かなヒーローたちのスキルを活かした戦略が勝敗を分けます。

Rainbow Six Siege
ドア破壊や索敵など、リアルな戦術戦が魅力。敵の位置情報や音を頼りに慎重に進む、情報戦と駆け引きが主軸の戦略FPS。
