
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G Tune」「NEXTGEAR」について、実機レビューをもとにおすすめモデルをタイプ別にまとめました。
マウスコンピューターのゲーミングPCは執筆時で100台以上の実機を見てきました。その経験から、「どれを選べばいいのか分からない」という方でも判断しやすいように解説していきます。
G TuneとNEXTGEARの違いや、ケースの使い勝手の差も含めて紹介していくので、ゲーミングPC選びの参考にしてみてください。
マウスコンピューターのゲーミングPCの特徴
マウスコンピューターのゲーミングPCは、ラインアップの幅広さとサポート体制の充実が特徴です。実機レビューを通しても、実用性や長期運用を意識した設計が多く見られました。
幅広いラインアップと選びやすさ


マウスコンピューターのゲーミングPCは、エントリー向けからハイエンド構成まで幅広く展開されています。ケースサイズや冷却構成の選択肢も用意されているため、用途や予算に合わせて選びやすい点が特徴です。
充実したサポートと国内生産
24時間365日の電話サポートや、標準で3年間の保証が用意されており、購入後のサポート体制も整っています。製品は国内工場で組み立てられており、品質管理や初期トラブル時の安心感につながっています。
カスタマイズ性と納期の傾向
CPUやGPUだけでなく、CPUクーラー、ストレージの容量など、カスタマイズの幅が比較的広い点も特徴です。
納期も比較的早い傾向にありますが、時期によっては注文が集中し、通常より時間がかかる場合もあります。購入を検討している場合は、余裕をもって早めに注文しておくと安心です。
メンテナンス性と実用性への配慮

デスクトップモデルにはダストフィルターが標準搭載されており、ホコリ対策や日常的なメンテナンスがしやすくなっています。
強化ガラスサイドパネルやLEDファンといったも標準搭載 or 選択可能で、実用性と見た目のバランスを取りやすい構成です。
なお、マウスコンピューター公式サイトでは、スタッフおすすめモデルも随時更新されています。最新ラインアップを確認したい場合は、公式情報もあわせてチェックしてみてください。
G TuneとNEXTGEARの違い|どっちを選ぶべき?

マウスコンピューターのゲーミングPCは、主に「G Tune」と「NEXTGEAR」の2つのブランドで展開されています。
NEXTGEARは、価格を抑えた高コストパフォーマンス重視のブランドです。
執筆時点ではAMD CPUを中心に採用しており、構成をシンプルにすることで価格と性能のバランスを取りやすい点が特徴です。初めてゲーミングPCを購入する方や、コスパ重視で選びたい方に向いています。
一方のG Tuneは、ラインアップの幅が広く、Intel / AMD CPUや上位GPU構成も選択できるのが特徴です。
ケースの使い勝手やメンテナンス性、冷却構成などにも配慮されており、長期運用やハイエンド構成を視野に入れる場合に選びやすいブランドと言えるでしょう。
価格重視ならNEXTGEAR、使い勝手やメンテナンス性重視ならG Tune、という基準で考えると分かりやすくなります。
- 価格重視なら → NEXTGEARがおすすめ
- 使い勝手やメンテナンス性重視なら → G Tuneがおすすめ

実機レビューで分かったおすすめゲーミングPC【タイプ別まとめ】
ここでは、実際に実機レビューを行った結果をもとに、マウスコンピューターのゲーミングPCを「タイプ別」に整理して紹介します。
単純なスペック表だけでは分かりにくい、ケースの使い勝手や冷却性能、メンテナンス性といった実機ならではの視点から、どんな人にどのタイプが向いているのかを解説していきます。
| ケース | 強み(特徴) | 水冷対応 | LED対応 |
|---|---|---|---|
| NEXTGEAR ミニ | コスパ 省スペース | 240mm | 対応(RGB) |
| NEXTGEAR フル | コスパ 高冷却 | 240mm | 対応(RGB) |
| G Tune ミニ | 使い勝手 メンテナンス性 | 240mm | 対応(赤) |
| G Tune フル | 拡張性 本格冷却 | 360mm | 対応(赤) |
【コスパ × コンパクト】NEXTGEAR ミニタワー

NEXTGEAR ミニタワーは「価格とサイズのバランス」を重視した、非常に扱いやすいモデルです。
コンパクトな筐体ながら240mm簡易水冷にも対応しているため、冷却性能も必要十分。省スペース環境でも導入しやすく、初めてのゲーミングPCとしても安心感があります。
ケースサイズの関係上、フルタワーほどの拡張余地はありませんが、一般的なゲーミング用途であれば大きな不便を感じることは少ないでしょう。
設置性(コンパクト)と価格のバランスを重視したい方にとって、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えます。
【コスパ × 冷却】NEXTGEAR フルタワー

NEXTGEAR フルタワーは、コストを抑えつつ冷却性能に余裕を持たせたい人向けのモデルです。
フルタワーならではの内部スペースに余裕があり、エアフローも確保しやすいため、高負荷時でも安定した動作が期待できます。
静音性を重視した専用モデルではありませんが、シリーズ内で比較すると冷却に余裕がある分、ファン回転数が上がりにくく、動作音が安定しやすい印象でした。
冷却性能を重視しながら、コストパフォーマンスも妥協したくない方におすすめです。
【メンテナンス性 × 使い勝手】G Tune ミニタワー

G Tune ミニタワーは、メンテナンス性と使い勝手の良さを重視したモデルです。
新型モデルでは、ケースデザインがよりゲーミングらしい外観へと変更されており、視覚的なインパクトが強化されています。
また、ヘッドホンホルダーが搭載されるなど、デスク周りをすっきり使える工夫が加えられている点も特徴です。
基本的な内部構造や設計思想は従来モデルを踏襲しており、配線のしやすさやパーツ交換、清掃といったメンテナンス性の高さは引き続き期待できるモデルとなっています。
見た目にもこだわりつつ、長く使い続けたい方や、日常的なメンテナンス性を重視する方に向いたモデルと言えるでしょう。
現在は新モデルのミニタワーが販売開始されていますが、従来モデル(旧型)も公式サイトで販売されています。
【拡張性 × 本格冷却】G Tune フルタワー

G Tune フルタワーは、本格的な冷却構成や大型パーツの搭載を前提としたモデルです。
360mmクラスの大型ラジエーターに対応しており、水冷CPUクーラーや大型GPUを組み合わせた構成でも余裕があります。エアフローにも余裕があり、構成次第では非常に高い冷却性能を発揮できる点が特徴です。
ストレージの物理ベイ数は必要十分な構成ですが、現在主流のNVMe SSDを前提とした設計と言えるでしょう。冷却やGPU周りの拡張性を重視した、現代的なフルタワー構成です。
また、ヘッドホンホルダーを標準搭載しており、デスク周りをすっきりと使える点も実用的です。
ワンタッチでサイドパネルの開閉が可能な構造のため、内部へのアクセスがしやすく、メンテナンス性にも優れています。
冷却性能とメンテナンス性を重視し、ハイエンド構成が欲しい方におすすめのモデルです。
よくある質問(FAQ)

まとめ

マウスコンピューターのゲーミングPCは、G TuneとNEXTGEARという2つのブランドを軸に、価格重視からハイエンド構成まで幅広く展開されています。
実機レビューを通して感じたのは、単にスペックが高いだけでなく、ケース構造や冷却設計、メンテナンス性といった「実際に使い続けること」を意識した作りになっている点です。
コストパフォーマンスを重視したい方や、初めてゲーミングPCを選ぶ方にはNEXTGEARが扱いやすく、使い勝手やメンテナンス性を重視する場合はG Tuneがおすすめになります。
どのモデルが最適かは、設置スペースやプレイするゲーム、重視したいポイントによって異なります。
本記事で紹介したタイプ別の実機レビューや、ゲームジャンル別のおすすめ構成も参考にしながら、自分に合ったゲーミングPCを選んでみてください。













