RTX 4060とRTX 3050の実際のゲームにおける性能比較や、特徴についてまとめています。
RTX 4060とRTX 3050のどちらにしようか迷っているという方は参考にしてみて下さい。
RTX 4060とRTX 3050の比較
お忙しい方向けにRTX 4060とRTX 3050の違いをざっくりと簡潔に書きます。
- RTX 4060の特徴:パフォーマンスが上でビデオメモリ8GB搭載
- RTX 3050の特徴:パフォーマンスが下でビデオメモリ8GB搭載
RTX 4060は「RTX 40シリーズ」、RTX 3050は「RTX 30シリーズ」なので、大きな違いが1点あります。
RTX40シリーズはNVIDIA DLSS 3(フレーム生成)という機能が使えるのが大きな特徴です。CPUボトルネックでも最大2倍の性能向上が期待出来ます。
性能的にはRTX 4060もRTX 3050もフルHD向けのグラフィックスボードになっています。
スペック比較
RTX 4060 | RTX 3050 | |
---|---|---|
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ampere |
CUDAコア | 3072 | 2560 / 2304 |
ブースト クロック (GHz) | 2.46 | 1.78 / 1.76 |
メモリ容量 | 8 GB GDDR6 | 8 GB GDDR6 |
メモリバス幅 | 128 bit | 128 bit |
レイ トレーシングコア | 第3世代 | 第2世代 |
Tensor コア | 第4世代 | 第3世代 |
消費電力 | 115W | 130W |
スペックを見るとCUDAコア数、クロック数、レイ トレーシングコアの世代、Tensorコアの世代、消費電力が違います。
性能面の違いがあります。性能に関しては以下でまとめているので参考にしてみて下さい。
消費電力面でもRTX 4060が優秀なので、スペック的には完全に上位互換になります。消費電力で考えたい方にもRTX 4060がおすすめになります。
RTX 4060とRTX 3050の性能比較
DirectX 12の定番ベンチマークソフトが3DMARKのTimeSpyになります。
- RTX 4060は、RTX 3060Ti寄りのRTX 3060より上の性能となっています。
- RTX 3050は、GTX 16シリーズのGTX 1660 SUPERに近い性能を持っています。
実ゲームでのパフォーマンス比較
情報元:RTX40シリーズのベンチマーク | RTX 3050は当サイトで計測した各種タイトルから引用
RTX 4060とRTX 3050のフルHD解像度のフレームレートを比較しました。
RTX 4060は、60fpsに届いていないタイトルも一部ありますが、設定を高設定に落とせばほとんどのフルHDゲームを快適に遊べる性能を持っています。
また、DLSS 3対応タイトルなら余裕で60fps以上のフレームレートで遊べるタイトルが多い印象です。
RTX 3050は、シンプルに性能を比較しても差が大きいという印象です。DLSS 3対応のゲームだとその差が更に高くなってしまうので、コストパフォーマンスという観点からはRTX 4060の方がおすすめです。
RTX 3050はレイトレ&DLSS入門としての価値はあると思いますので、出来るだけコストを落としてゲームをプレイしたいと考えている方は選択肢の一つとして検討してみて下さい。
まとめ
- RTX 4060は、最新のフルHDゲームを楽しみたい方におすすめです。
- RTX 3050は、レイトレやDLSSなどを体験してみたい方、ライトにゲームを楽しみたい方におすすめです。
今回はRTX 4060とRTX 3050はどっちが買い?という事でスペック面や実際のゲームのフレームレートなどを見ていきました。
どっちが買い?と聞かれたらタイトルによっては3倍近い性能差になる事もあるので、RTX 4060がスペックの観点からもコストパフォーマンスの観点からもおすすめです。
グラフィックスボード選びの参考にしてみて下さい。
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