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【公式回答】マウスコンピューター(G-Tune)のCPU温度が100℃に行かない理由

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ゲーミングPCを購入する際に重要な項目として品質という点があげられます。

「動作がおかしい」「ゲーム中にパフォーマンスが低下する」といった事があるのは冷却が足りていない場合に起こる場合もあります。

マウスコンピューターのパソコンは冷却性能が高く、実機で検証しているといつも低いので理由について直接マウスコンピューター様に聞いてみました。

目次

マウスコンピューターの品質チェックについて

マウスコンピューターの品質チェックについて

マウスコンピューターのパソコンはは、ゲーミングPCブランド「G-Tune」「NEXTGEAR」をはじめとする製品を国内工場で生産しており、出荷前には厳格な品質チェックが行われています。

特に注目すべきは、エージングテスト(動作検証)です。

長時間の負荷をかけて実際の使用環境を再現することで、初期不良やパーツトラブルを事前に防ぎ、ユーザーの手元に届いたときに安定して動作するように徹底管理されています。

実際の工場見学のリポートと、それをまとめた記事があるので気になる方はこちらもチェックしてみて下さい。

検査の流れ

検査内容
  • 1台1台手作業で組み立て
  • 別のスタッフが組み立て検査
  • 機能検査
  • 一般的な使用環境を上回る高負荷を数時間もかけ続ける検査
  • ランダムな抜き取り検査

品質面ではかなり厳しいチェックをされているというのが実際に工場の見学に行って分かりました。

また、マウスコンピューターは国内生産・国内サポートを強みとしており、工場は長野県飯山に設置。製造から検査まで一貫して日本国内で行うことで、高品質な水準を維持しています。

さらに、BTO(Build To Order)形式に対応しているため、注文ごとに最適な構成を組み上げ、その1台ごとに品質検査を実施しているのも特徴です。

このように、マウスコンピューターの製品は大量生産品とは異なり、1台ごとに丁寧な検査工程を経て出荷されるため、CPU温度の管理や動作安定性の面でも信頼できる環境が整っています。

マウスコンピューターのCPU温度に関して

実機でベンチマーク等を計測していてCPU温度が100℃に達した事が無い理由を直接聞いてみると以下の回答をいただきました。

当社製品においてはCPU毎にきちんと熱検証を行っており、パフォーマンスに見合った冷却ソリューションを組み合わせて販売しております。(標準構成で搭載しているCPUクーラーでも当社基準の熱検証はパスしています)※使用環境によっては全てに当てはまらない場合もあります。

以上の回答を頂きました。つまり、CPUクーラーのカスタマイズをしないでも十分な冷却効果があると明言されているという事になります。

100台以上検証して100℃に達した製品が1台もない

実際に筆者自身もこれまでマウスコンピューターのゲーミングPCを約100台にわたり高負荷でテストしてきましたが、CPU温度が100℃に到達したケースは一度もありませんでした。

このように、品質や冷却性能を重視してゲーミングPCを選びたい方にとって、マウスコンピューター(G-Tune)は安心しておすすめできる製品だといえるでしょう。

CPU温度が100℃に達するとどうなる?

CPU温度が100℃に達するとどうなる?

パソコンのCPU温度が100℃に達すると「壊れるのでは?」「爆発したりしないの?」と不安になる方も多いと思います。

しかし、実際にはそのような心配をする必要はありません。

現代のパソコンにはサーマルスロットリングと呼ばれる安全機能が搭載されており、温度が高くなりすぎると自動的に処理をセーブして冷却を優先する仕組みが働きます。

そのため、急に壊れる、火を吹くといった極端なトラブルは基本的に起こりません。

ただし、サーマルスロットリングが作動している間は、CPUが本来の性能をフルに発揮できなくなるため、処理速度が一時的に遅く感じることがあります。

ゲームの動作がカクついたり、動画のエンコードに時間がかかったりといった「パフォーマンスの低下」が起きるのはそのためです。

さらに、もうひとつ注意したいのは「長期間の高温環境」です。

パソコンの内部パーツは熱に弱く、常に高い温度で動作し続けると部品の劣化が早まり、寿命が短くなる可能性があります。

すぐに壊れるわけではありませんが、数年単位での安定性や長持ちを考えるなら、できるだけ温度を低めに保つことが大切です。

このため、一般的には冷却性能が高い=安心して長く使えるパソコンといえます。

特にゲーミングPCのように高い負荷がかかる用途では、冷却設計のしっかりした製品を選ぶことが、安定動作や長寿命につながります。

マウスコンピューター(G-Tune)のように、冷却性能や品質に力を入れているメーカーを選ぶことは、安心して快適にパソコンを使うための大切なポイントといえるでしょう。

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ユーザーができる温度管理の工夫は?

ユーザーができる温度管理の工夫は?

マウスコンピューターのゲーミングPCは、標準構成でも十分な冷却性能を備えていますが、使用環境やメンテナンス次第で温度は変化します。

長時間プレイや夏場の使用時でも快適に使うためには、ユーザー自身によるちょっとした工夫も効果的です。

設置環境を工夫する

PCを壁際や密閉空間に置くと、排熱がこもりやすくなります。ケースの前後・左右に5cm以上のスペースを確保し、風通しの良い場所に設置することで冷却効率が向上します。

定期的にホコリを掃除する

内部にホコリが溜まると、ファンやヒートシンクの冷却性能が低下し、温度上昇の原因になります。エアダスターや掃除機(弱風モード)を使って、定期的に吸排気口やフィルターを清掃するのがおすすめです。

室温を下げる

エアコンを使って室温を下げるだけでも、PC内部の温度は安定します。特に夏場は室温30℃以上になるとPCの冷却負担が増えるため、空調管理も有効な対策です。

冷却グッズを活用する

必要に応じて追加ファンやノートPC用の冷却スタンド(デスクトップなら外部ファン)を利用するのも有効です。特に長時間のゲーム配信や動画編集など高負荷作業を行う場合は、補助的に活用することでより安心できます。

まとめ

マウスコンピューターのCPU温度が100℃に達しない理由についてまとめると、徹底した品質チェックと冷却設計により、CPU温度の管理や動作の安定性の面でも信頼できるメーカーだといえます。

さらに、ユーザー自身がちょっとした工夫を取り入れることで、PCの温度はより安定しやすくなります。

標準構成のままでも十分な冷却性能を備えているマウスコンピューターのPCに加えて、環境や日常的なメンテナンスを意識することで、安心して長期間快適に使い続けることができるでしょう。

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