
2018年2月2日にPC版のFF12が発売。
「ファイナルファンタジー XII ザ ゾディアック エイジ」はPS4版が2017年7月に発売され、HDリマスター化やサウンド面の向上、倍速機能など丁寧にリメイクされた事で高評価を受けている作品です。
PC版ではさらにPCゲームならではの追加要素などが追加されています。
PC版の特徴
- フレームレートが最大60FPSに対応
- 21:9ウルトラワイドモニター、マルチモニター(フルHD×3)対応
- ジョブのリセット機能を搭載
- レベル90の状態から遊べる「強くてニューゲーム」、レベルアップしない「弱くてニューゲーム」をスタート時から実装
- 3種類のBGMモードを搭載
- 所持金MAX、ライセンスポイントMAXにするブースト機能搭載
画面解像度の変化
画像はクリックで拡大します。こう比較すると個人的には21:9が一番良さそうに感じます。フルHD3枚はやった事がある方なら分かると思いますが距離がある程度離れないと辛いです。その分臨場感は凄い!
サウンド面の向上

設定項目の中にオリジナルと新録、サウンドトラックという項目があり、聴き比べてみましたが新録は良いです。
必要・推奨スペック

必要スペック
| 動作環境 | |
|---|---|
| OS | Windows 7以上(64ビット) |
| CPU | Pentium G3260 @ 3.0GHz (2コア) |
| メモリ | 4 GB |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 660 AMD equivalent w/ 2GB VRAM |
| ストレージ | 50 GB |
| FPS | 30 FPS |
必要スペックは最低限『FF12』が遊べるスペックになります。
必要スペックでは快適にプレイ出来ない事が多いので、推奨動作環境以上の性能をおすすめします。
推奨スペック
| 動作環境 | |
|---|---|
| OS | Windows 7以上(64ビット) |
| CPU | Intel Core i5-4460 @ 3.2GHz (4コア) |
| メモリ | 8 GB |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 980 AMD equivalent w/ 4GB VRAM |
| ストレージ | 50 GB |
| 解像度 / FPS | 1920×1080 / 60 FPS |
ゲームが快適に動作する指標のようなものが推奨スペックと呼ばれます。各種ゲームタイトルの推奨スペックについてはこちらでまとめています。
『FF12』を快適にプレイするには、GTX 980以上の性能かつビデオメモリは4GB以上を搭載したゲーミングPCが推奨です。
4K向けスペック
| 検証環境(4Kに最低限おすすめスペック) | |
|---|---|
| OS | Windows 10以上(64ビット) |
| CPU | Intel Core i7-8700(6コア) |
| メモリ | 16 GB |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti 最新モデルならRTX 5060以上推奨 |
| ストレージ | 50 GB |
| 解像度 / FPS | 4K / 60 FPS |
4K解像度に関しても拡張可能ですが、快適に動作するのはかなりの性能を要求されます。実際にプレイしてみましたが、GTX1070でもギリギリ、GTX 1080 Ti以上が無いと60FPSで快適にプレイ出来ません。
4K(3840×2160)解像度で撮影したゲーム内画像です。
4Kモニターをお持ちの方は、ぜひ拡大してチェックしてみてください。拡大しても非常に鮮明で、もともとPS2で発売されたとは思えないほど美しい描写になっています。
ただし、4K解像度ではGTX 1070だとほぼ限界で、マップによっては標準設定でも60FPSを下回る場面があり、場所によってはカクつきも見られました。速度重視プリセットに変更しても、カクつきが残る状況です。
そのため、4Kで安定した快適動作を目指すなら、より高性能なハイエンドクラスのグラフィックスカードを選ぶのがおすすめです。
- フルHDで60fpsならGTX 1060以上がおすすめ
- 4Kなら最低限GTX 1080 Ti以上がおすすめ
FF12に必要なGPU性能を解説(3DMark比較)
推奨環境ではGTX 980以上が推奨スペックになっています。ゲーミングPCの性能を客観的に評価する指標として3DMARKが役立ちます。
これを基準にすると『FF12』の推奨動作環境を満たすには、現在販売されているモデルでRTX 3050以上が目安となります。
Core i7-8700K&GTX1060でFPS値を計測
| 製品名 | GPU | 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|---|---|
| ガレリアZT | GTX1060 | 3840×2160 | 画質重視 | 30 |
| 1920×1080 | 60※1 |
※1:FPS上限
GTX1060があればフルHD解像度では快適動作です。
FF12におすすめのゲーミングPC

FF12におすすめのゲーミングPCをご紹介します。
Lightning-G AV5W

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 5 4500 |
| グラフィック | RTX 3050(6GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 10万円台~ |
「Lightning-G AV5W」は、AMD Ryzen Ryzen 5 4500(6コア/12スレッド)とNVIDIA GeForce RTX 3050(6GB)を搭載した、エントリー向けゲーミングPCです。
THIRDWAVE‑Gシリーズに属し、GALLERIAシリーズより安い価格設定でありながら、コンパクトな筐体を特徴としており、設置性に配慮された設計が魅力です。
強化ガラスパネルを採用し、ケースはホワイトの他にも「ブラック」も展開。価格を抑えてゲームを楽しみたい方におすすめの一台です。
NEXTGEAR JG-A7G6T

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060 Ti(16GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 16万円台~ |
NEXTGEAR JG-A7G6Tは、CPUに性能重視モデル「Ryzen 7 5700X」を搭載し、高性能グラフィクス「GeForce RTX 5060 Ti」を採用。
CPUに8コア以上が必要というタイトルが登場しているため、8コア搭載のRyzen 7 5700Xはコスパも良くおすすめ。RTX 5060 TiはDLSS 4対応&VRAM 16GB搭載で将来性も高い。
性能と価格のバランスが取れた構成で、コスパ重視のゲーマーにおすすめです。

NEXTGEAR JG-A7G70

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7800X3D |
| グラフィック | RTX 5070(12GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 23万円台~ |
\ ゲーミングマウスが貰える /
「NEXTGEAR JG-A7G70」は、CPUにゲーム特化型のCPU「Ryzen 7 7800X3D」を搭載して高フレームレートが期待出来ます。
CPU性能が高いのでタイトルによっては数十FPS変わる場合も。対戦ゲームなどでフレームレートを稼ぎたい方におすすめです。
グラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 5070」を搭載しているので、美麗なゲーム体験を楽しむ事が出来るハイスペックゲーミングPCです。

FF12におすすめのノートPC

FF12におすすめのノートPCをご紹介します。
GALLERIA RL7C-R35-5N

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core i7-13620H |
| グラフィック | RTX 3050(6GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| 液晶 | 15.6型 1920×1080 フルHD(165Hz) |
| 重量 | 約2.1kg |
| 価格 | 13万円台~ |
「GALLERIA RL7C-R35-5N」は、処理性能の高いインテル第13世代のCore i7を搭載し、RTX 3050のビデオメモリ6GB版を採用したゲーミングノートPCです。
165Hzの高リフレッシュレート液晶を搭載しているので滑らかな描画でゲームを楽しめます。
重いゲームはあまりプレイしない方で、価格を抑えながらゲーミングノートとしてちょうど良い性能を求める人におすすめです。
NEXTGEAR J6-A7G50WT-A

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7435HS |
| グラフィック | RTX 4050(6GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| 液晶 | 16型 1920×1200 WUXGA(165Hz) |
| 重量 | 約2.29kg |
| 価格 | 13万円台~ |
「NEXTGEAR J6-A7G50WT-A」は、RTX 4050を搭載。中程度のゲームは快適に動作し、重いゲームは画質調整して楽しめるコスパに優れるゲーミングノートPCです。
165Hzの高リフレッシュレート液晶を搭載しているので対戦ゲームでも快適です。
ライトユーザーや初めてのゲーミングノートとして、性能・使いやすさ・価格のバランスが非常に良い一台です。

G TUNE P5-I7G60WT-C(ホワイト)

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core i7-13620H |
| グラフィック | RTX 5060(8GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| 液晶 | 15.6型 2,560×1,440 WQHD(165Hz) |
| 重量 | 約2.19kg |
| 価格 | 21万円台~ |
\ セールで15,000円 OFF /
「G TUNE P5-I7G60BK-C」は、10コア(6Pコア+4Eコア)/16スレッドの「Core i7-13620H」と「RTX 5060」が搭載。
グラフィックボードに「GeForce RTX 5060」が搭載しているので最新ゲームを快適に楽しみたい方におすすめのノートPCです。コストとゲーム体験の両立を意識した、コスパに優れるちょうど良い一台です。

FF12に関するよくある質問(FAQ)
FF12はゲーミングPCが必要?
はい。必要でGTX 660以上のGPUが必要です。推奨はGTX 980以上です。
ノートPCでもプレイできますか?
可能です。ただし内蔵GPU(Intel UHD / Iris / Ryzen Vega)では厳しいため、RTX 3050搭載PC以上をおすすめします。
CPUはどのくらい必要?
CPUは2コアが最低要件、推奨は4コアとなっています。
VRAMはどれくらい必要?
4GB以上が推奨です。
今使っているPCでFF12が動くか確認する方法は?
性能チェックには3DMarkのスコアを確認する方法がもっともわかりやすくておすすめです。
お持ちのPCで実際に3DMarkのベンチマークを実行してスコアを確認してもいいですし、当サイトの「ゲーミングPCベンチマークまとめ」で掲載しているGPU別スコアと見比べて、おおよその性能を判断することもできます。
フルHDで快適に遊びたい場合の目安は以下の通りです。
- Time Spy Graphicsスコア:4,500前後
- Steel Nomad:480前後
このあたりのスコアが出ていれば、FF12は十分快適に動作します。
まとめ
『FF12 ザ ゾディアックエイジ』のPC版は、解像度やフレームレートが大きく向上しており、美しいグラフィックで冒険を楽しめます。
フルHDであればエントリークラスのGPUでも十分に快適に動作しますが、高解像度の4Kで安定した60fpsを狙うなら、現行ならミドルクラス、当時のPCならハイエンドGPU(GTX 1080 Ti)が必要になります。
価格帯別に紹介したおすすめゲーミングPCも参考にしながら、自分にぴったりの環境で『FF12』の世界を存分に楽しんでみてください。
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