
真・三國無双 ORIGINSIは、三国志の乱世を舞台とした圧倒的な戦場の臨場感と一騎当千の爽快アクションが楽しめる「真・三國無双」シリーズ最新作です。
本作の推奨グラフィックボードはGeForce RTX 2070以上とされており、現行のゲーミングPCであればRTX 5060クラスを選ぶことで、フルHD環境はもちろん、高画質設定でも安定したプレイが期待できます。
真・三國無双 ORIGINSの推奨スペックと快適に楽しめるおすすめのゲーミングPCの紹介をしていきます。
▼ おすすめゲーミングPC3選
真・三國無双 ORIGINSの特徴と魅力

真・三國無双 ORIGINSは、シリーズの原点である一騎当千アクションに立ち返りつつ、戦場表現と物語性を大きく進化させた作品です。爽快感だけでなく、「戦場に立つ一人の存在」として三国志の激動を体験できる点が本作の大きな魅力です。
本作最大の特徴は、シリーズ史上最大規模の軍勢による圧倒的な戦場表現です。数千単位の兵士が入り乱れる戦場では、敵味方の動きや戦況の変化を体感しながら戦う没入感が強化されています。
物語は、記憶を失ったオリジナル主人公「紫鸞(しらん)」の視点で進行します。「黄巾の乱」から「赤壁の戦い」までに時代を絞ることで、各勢力の思想や対立が丁寧に描かれ、陣営選択による分岐やマルチエンディングも用意されています。
アクション面では、従来の爽快感に加え、外功の削りや弾き返しを軸とした戦略性の高いバトルが導入されました。士気管理や戦法指示などの要素により、戦場全体を見渡した判断が求められる点も特徴です。
真・三國無双ORIGINSは、単なるアクションゲームではなく、一人の主人公として三国志の興亡を体験できる重厚な一作として仕上がっています。
ウルトラワイド対応による圧倒的な戦場没入感

真・三國無双 ORIGINSはウルトラワイドモニターに対応しており、戦場を横方向に広く見渡せる圧倒的な視界の広さが大きな魅力です。通常の16:9画面では把握しきれなかった敵軍の動きや戦線の広がりを一目で確認でき、数千の兵士が入り乱れる「生きた戦場」の臨場感をより強く体感できます。
画面左右まで戦場が広がることで、敵の接近や味方部隊の動きが自然に視界へ入ってくるため、単に見た目が広がるだけでなく、戦況を読みながら戦う没入感が格段に向上します。一騎当千の爽快感と、大軍勢に囲まれる緊張感が同時に味わえる点は、本作とウルトラワイド環境の相性の良さを象徴しています。
特に大規模戦では、戦場全体を俯瞰できるウルトラワイド表示が活き、三国志の戦場に自ら立っているかのような没入体験を楽しめます。
PC版で対応している主な機能一覧

- 各種ゲームパッド対応
- マウス・キーボードの自由なカスタマイズ
- 4K解像度対応
- ウルトラワイドモニター対応
- アップスケーリングおよびフレーム生成対応
- HDRおよびハイリフレッシュレートモニター対応
DLC「夢幻の四英傑」について
DLC『夢幻の四英傑』では、『真・三國無双 ORIGINS』本編では描かれなかった、4人の英傑と共に歩むIF(もしも)の物語を体験できます。
張角・董卓・袁紹・呂布のいずれかと行動を共にしていたらどうなっていたのか。本編では語られなかった、それぞれの陣営ごとの新たなストーリーが展開されます。
さらに、主人公と共闘する新たな随行武将が3名が追加。同じ「太平の要」を持つ朱和、使命を背負う美女・貂蝉、そして本編未登場の新武将が物語に深く関わります。
発売日と対応機種
真・三國無双 ORIGINS
| 発売日 | 2025年1月17日 |
|---|---|
| 対応機種 | PC / PS5 / Xbox Series X|S / Switch 2 |
| ジャンル | タクティカルアクション |
DLC「夢幻の四英傑」
| 発売日 | 2026年1月22日 |
|---|
真・三國無双 ORIGINSの必要スペック
| 必要動作環境 | |
|---|---|
| OS | Windows 10 / 11(64ビット) |
| CPU | Intel Core i5-8400以上 AMD Ryzen 5 2600以上 |
| メモリ | 12 GB |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060(VRAM 6GB)以上 AMD Radeon RX 590 (VRAM 8GB) 以上 |
| DirectX | Version 12 |
| ストレージ | 50 GB |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| フレームレート | 30 fps |
| 画質 | グラフィックス品質「低」かつテクスチャ品質「低」 |
『真・三國無双 ORIGINS』の最低限の動作環境の目安になります。
必要スペックでは快適にプレイ出来ない事が多いので推奨動作環境以上の性能をおすすめします。
真・三國無双 ORIGINSの推奨スペック
| 推奨動作環境 | |
|---|---|
| OS | Windows 10 / 11(64ビット) |
| CPU | Intel Core i7-10700K以上 AMD Ryzen 7 5700X以上 |
| メモリ | 16 GB |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 2070(VRAM 8GB)以上 AMD Radeon RX 5700 XT(VRAM 8GB)以上 |
| DirectX | Version 12 |
| ストレージ | 50 GB |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| フレームレート | 60 fps |
| 画質 | グラフィックス品質「高」かつテクスチャ品質「高」 |
| 追記事項 | 設定次第ではさらにVRAM容量が必要となる場合があります。 |
ゲームが快適に動作する指標のようなものが推奨スペックと呼ばれます。各種ゲームタイトルの推奨スペックについてはこちらでまとめています。
『真・三國無双 ORIGINS』を快適にプレイするには、RTX 2070以上を搭載したゲーミングPCが推奨です。
真・三國無双 ORIGINSを快適に遊ぶためのPCスペック解説

CPUの推奨値が高めのゲーム
真・三國無双 ORIGINSのCPU推奨スペックは、KOEI TECMOの過去作品と比較しても高めに設定されています。ここでは、代表的な過去作と推奨CPUを比較してみましょう。
- Wo Long: Fallen Dynasty
推奨CPU:Core i7-8700 - 三國志8 REMAKE
推奨CPU:Core i7-7700K - 真・三國無双8 / 真・三國無双8 Empires / 信長の野望・新生 / 無双OROCHI3
推奨CPU:Core i7-3770
これらと比べると、本作の推奨スペックであるCore i7-10700KやRyzen 7 5700Xは、明らかに一段階高いCPU性能が求められていることが分かります。
フルHD / 60 fpsの安定したフレームレートで快適にプレイするならCore i7 / Ryzen 7クラスのCPUがおすすめです。
メモリ容量の目安
真・三國無双 ORIGINSのメモリは16 GB推奨です。メモリに余裕があるほど、読み込みやゲームの動作がスムーズになります。
グラフィック(GPU)の性能目安
推奨環境ではRTX 2070以上が推奨スペックになっています。ゲーミングPCの性能を客観的に評価する指標として3DMARKが役立ちます。
これを基準にすると『真・三國無双 ORIGINS』の推奨動作環境を満たすには、現在販売されているモデルでRTX 5050以上が目安となります。
必要スペックとしてはGTX 1060が指定されているので、現環境ではRTX 3050以上のグラフィックスボードを搭載したゲーミングPCが必要になります。
グラボはVRAM 8GB以上が推奨
真・三國無双 ORIGINSは、DLSSやAMD FSRといったアップスケーリング技術、およびフレーム生成に対応しています。近年のPCゲームと同様に、これらの技術を活用することで、GPU性能が控えめな構成でもフレームレートを大きく向上させることが可能です。

実際にRTX 4060を使用し、4K解像度・最高画質設定で検証したところ、アップスケーリングとフレーム生成を無効にした状態では平均38fpsだったのに対し、有効化することで平均98fpsまで大幅にフレームレートが向上しました。
このことから、本作では純粋なGPUの描画性能だけでなく、アップスケーリングやフレーム生成への対応が快適性に大きく影響すると言えます。
一方で、より重視したいのがビデオメモリ(VRAM)の容量です。高解像度や高画質設定ではVRAM使用量が増えやすく、容量が不足するとフレームレート低下やカクつきの原因になります。
真・三國無双ORIGINSでは推奨VRAMが8GBとされているため、グラフィックスボードを選ぶ際VRAM8GB以上を搭載したモデルを基準にすることをおすすめします。
真・三國無双 ORIGINSのグラボ別fps

真・三國無双 ORIGINSのグラボ別fpsを解像度別に計測しました。60fps以上出ているグラボを選定するのがおすすめです。
- グラフィックス品質:最高画質(高設定)
- アップスケーリングおよびフレーム生成:無効
- 使用バージョン:真・三國無双 ORIGINS体験版
- 数値は平均値の目安(シーンによって±20fps程度の変動あり)
実際のプレイでは平均60fps以上出ているため、仮に一時的に20fps程度フレームレートが低下しても、40fps前後は確保できています。40〜80fps程度のレンジであれば、通常のプレイでカクつきを感じる場面は少ないでしょう。
以下の数値で平均60fpsを超えていれば、一般的には十分な合格ラインと考えて問題ありません。また、今回は最高画質で計測しているため、画質設定を調整すればさらにフレームレートを伸ばすことも可能です。アップスケーリングやフレーム生成を有効にすれば、より快適な動作が期待できます。
なお、平均60fpsをより安定して維持したい方は、以下の数値よりも余裕を持った性能のグラフィックボードを選ぶことをおすすめします。推奨スペックは、重いシーンでも60fpsを維持できるよう考慮された基準と考えられます。
推奨スペックを満たしていれば、真・三國無双 ORIGINSは非常に快適に楽しめるでしょう。
フルHD(1920×1080)
フルHDならRTX 3050の8GBでほぼ60fpsに近い数値が出ているので快適に動作していました。ビデオメモリが8GB以下の場合には設定調整が必要になる可能性が高いです。
RTX 4060だと更に余裕があります。20fps程度一瞬下がるようなシーンでもRTX 4060なら60fpsを割る事は無いような印象でした。
WQHD(2560×1440)
WQHDになるとエントリーグレードのグラフィックスだと厳しいです。
WQHDだとビデオメモリの容量にも注意を払う必要が出てくる解像度です。RTX 4060で快適でしたが、余裕を持つならRTX 4060 Ti/RTX 4070を狙うのがおすすめ。
4K(3840×2160)
真・三國無双 ORIGINSの4K解像度ではRTX 4070以上がおすすめです。
RTX 4070でも真・三國無双 ORIGINSは快適に楽しめますが、本格的に4K解像度でゲームを楽しみたい方はビデオメモリ16GBのRTX 4070 Ti SUPERあたりを狙うのがおすすめです。
アップスケーリングとフレーム生成を活用するなら先ほど既に述べた通りRTX 4060でも100fps近いフレームレートが出て非常に適に楽しめます。ただ、VRAM的には余裕が無いためRTX 4070以上で快適判定とさせて頂きました。
- フルHD/WQHD:RTX 4060以上がおすすめ
- 4K:RTX 4070以上がおすすめ
真・三國無双 ORIGINSにおすすめのゲーミングPC

真・三國無双 ORIGINSにおすすめのゲーミングPCをご紹介します。
Lightning-G AV7XB

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060(8GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 17万円台~ |
Lightning-G AV7XBは、AMD Ryzen 7 5700X(8コア)とNVIDIA GeForce RTX 5060(8GB)を搭載した、性能と価格のバランスに優れたミドルレンジゲーミングPCです。
THIRDWAVE‑Gシリーズに属し、GALLERIAシリーズより安い価格設定でありながら、コンパクトな筐体を特徴としており、設置性に配慮された設計が魅力です。
価格を抑えつつ最新ゲームを快適に楽しみたい方におすすめの一台です。
Lightning-G AF7XB

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7800X3D |
| グラフィック | RTX 5070(12GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 28万円台~ |
「Lightning-G AF7XB(Ryzen 7 7800X3D搭載)」は、ミニタワー型のコンパクトなゲーミングPCです。
ガレリア製品の同等スペックモデルと比較しても、コストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。
CPUには、ゲーム性能に定評のある「Ryzen 7 7800X3D」、GPUには、本格的なゲーミングが楽しめる「GeForce RTX 5070」を搭載。最新の重量級ゲームやFPS / TPSタイトルも、快適にプレイできるハイスペック構成です。

GALLERIA XPC7A-R57T-GD

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 265F |
| グラフィック | RTX 5070 Ti(16GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミドルタワー |
| 価格 | 39万円台~ |
「GALLERIA XPC7A-R57T-WL」は、CPUに性能重視モデル「Core Ultra 7 265F(20コア/20スレッド)」を搭載し、高性能グラフィクス「GeForce RTX 5070 Ti」を採用。ハイエンド志向のデスクトップゲーミングPCです。
最新ゲームを高画質設定で楽しめるのはもちろん、WQHDから4K環境も視野に入る性能。さらにマルチタスクや映像編集などのクリエイティブ用途にも余裕を持って対応できます。
配信者やクリエイターにとっても理想的な一台です。安定のガレリアで使い勝手も極めて良好。

真・三國無双 ORIGINSにおすすめのノートPC

真・三國無双 ORIGINSにおすすめのノートPCもご紹介します。
GALLERIA RL7C-R45-5N

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core i7-13620H |
| グラフィック | RTX 4050(6GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB SSD |
| 液晶 | 15.6型 1920×1080 フルHD(165Hz) |
| 重量 | 約2.3kg |
| 価格 | 18万円台~ |
「GALLERIA RL7C-R45-5N」は、RTX 4050を搭載。中程度のゲームは快適に動作し、重いゲームは画質調整して楽しめるコスパに優れるゲーミングノートPCです。
165Hzの高リフレッシュレート液晶を搭載しているので対戦ゲームでも快適です。
ライトユーザーや初めてのゲーミングノートとして、性能・使いやすさ・価格のバランスが非常に良い一台です。

GALLERIA ZL9R-R57T-6

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 9 9955HX |
| グラフィック | RTX 5070 Ti(12GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| 液晶 | 16型 2,560×1,600 WQXGA(300Hz) |
| 重量 | 約 2.4kg |
| 価格 | 38万円台~ |
「GALLERIA ZL9R-R57T-6」は、最新CPU「AMD Ryzen 9 9955HX(16コア/32スレッド、最大5.40GHz)」を搭載し、マルチタスクから重量級3Dゲームまで圧倒的な処理性能を発揮。
グラフィックスは最新世代「NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU」搭載。ノートPCでもデスクトップ級のビデオメモリを搭載し、高画質ゲーミングを楽しめます。液晶はWQXGA(2,560×1,600)と300Hzで遅延の少ないゲームプレイが可能です。
加えて、32GBメモリに1TB NVMe SSDを標準搭載し、大容量ゲームや動画編集も快適です。

真・三國無双 ORIGINSに関するよくある質問

まとめ

真・三國無双 ORIGINSの推奨スペックはやや高めに設定されており、推奨GPUはGeForce RTX 2070以上が目安とされています。シリーズ史上最大規模の軍勢が入り乱れる戦場を、安定したフレームレートで描画するためには、一定以上のGPU性能が求められます。
これからゲーミングPCを新しく購入する場合は、RTX 5060クラスのグラフィックボードを選んでおくことで、フルHDの高設定はもちろん、高画質環境でも快適なプレイが期待できるでしょう。DLSSやFSRなどのアップスケーリング技術、フレーム生成に対応している点も、快適性を高める要素です。
また、CPUは8コア以上、メモリは16GB以上を搭載しておくことで、数千単位の敵味方が同時に行動する大規模戦闘でも、処理落ちを抑えた安定した動作につながります。特にCPU性能は戦場全体の快適さに直結するため、余裕を持った構成がおすすめです。
圧倒的な戦場の臨場感と一騎当千の爽快感を最大限に味わいたい方にとって、真・三國無双ORIGINSはPCとの相性が非常に良い作品と言えるでしょう。自分のプレイ環境に合ったゲーミングPCを選び、進化した三国志の戦場を存分に体験してみてください。
















