
『Grand Theft Auto V(GTA5)』は、発売から10年以上経った今でも人気が高く、最新PCであれば高画質&高FPSで圧倒的に快適にプレイできるタイトルです。
特に2025年3月4日にはPC版向けにエンハンスト版(Enhanced)が追加され、テクスチャ品質や影や反射などが大幅に強化されました。
これにより、レガシー版とエンハンスト版のどちらを遊ぶかで必要スペックが大きく変わるため、自分のPCで動くのか?は多くのユーザーが気になるポイントです。
この記事では『GTA5の必要・推奨スペック(レガシーとエンハンスト)』『最新GPUでのFPSの目安』『GTA5におすすめのゲーミングPC』についてまとめています。
「今のPCで動くのか知りたい」方や「これからGTA5用にゲーミングPCを買いたい」という方は、ぜひチェックしてみて下さい。
▼ おすすめゲーミングPC3選
GTA5(グラセフ5)の特徴

GTA5は、Rockstar Gamesが開発・発売したオープンワールドアクションゲームです。
PC版は2015年4月14日に発売。販売本数は何と2億本超えとも言われています。ギネス記録も受賞している、超弩級の人気オープンワールドゲーム作品です。
- 自由度の高い広大なオープンワールド
- シリーズ最高峰のグラフィックス
- 車両や武器のカスタマイズが可能
- オンラインマルチプレイに対応
- MODにより拡張性の高さ
GTA5は、架空の都市ロスサントスを舞台にした広大なオープンワールドを自由に探索できる作品です。
GTA5には様々なミッションが用意されているので、車やバイク、船、飛行機など様々な乗り物を使って移動する事が出来ます。
グラフィックはシリーズ最高峰のグラフィックで、MODによりグラフィックを更にパワーアップする事もできます。
GTA5をPCSで遊ぶメリット
PC版はもともと自由度、画質、MOD環境の面でコンソール版より優れており、Enhanced版の登場により、さらに表現力・快適性が強化されました。
- 高フレームレート対応(制限なし・144fps以上も可能)
- 高解像度対応(WQHD / 4K / ウルトラワイド)
- グラフィック設定が非常に細かい
- MODが圧倒的に豊富(4Kテクスチャ・高画質化など)
- SSDでロード時間が速い
- GTAオンラインが快適(描画距離やフレームレート面で優位)
GTA5(PC版)の特徴とエディションの違い
2025年3月4日、PC版『Grand Theft Auto V(グランドセフトオート5)』(GTA5)に無料アップグレードが配信され、PC版GTA5は 「従来版(Legacy)」 と 「強化版(Enhanced)」 の2つが併存する形式になりました。
このアップグレードは、PS5 / Xbox Series X|S で提供されていた次世代向けバージョンをPCにも追加提供したもので、既存のPC版ユーザーは無料でEnhanced版を入手できます。
レガシー版とは?
レガシー版は、PC版として従来提供されていた元のGTA5です。PS4 / Xbox Oneに対応していた時代のグラフィック基準で、軽めの動作が特徴。
VRAM 使用量が少なく、4GB~6GBクラスのグラフィックボードでも比較的動作しやすい設計になっています。
エンハンスト版とは

エンハンスト版は、PS5 / Xbox Series X|S向けの次世代版をPCへ移植したバージョンです。既存のPC版ユーザーは無料で入手できます。
グラフィックが強化され、遠景の描画距離や車密度も向上しています。NVIDIA DLSSやAMD FSRといった最新のアップスケーリング技術にも対応しており、4K やウルトラワイド環境での高フレームレートプレイに最適化されています。
GTA5の必要スペックと推奨スペック
それでは早速GTA5を快適に遊ぶための推奨スペックを見ていきましょう。
レガシー版の必要・推奨スペック
| 必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 (64ビット) | |
| CPU | Core 2 Quad CPU Q6600 2.40GHz (4 CPU) AMD Phenom 9850 Quad-Core Processor 2.5GHz (4 CPU) | Core i5 3470 3.2GHZ (4 CPU) AMD X8 FX-8350 4GHZ (8 CPU) |
| メモリ | 4GB | 8GB |
| GPU | NVIDIA 9800 GT 1GB AMD HD 4870 1GB | GTX 660 2GB AMD HD7870 2GB |
| ストレージ | 120 GB | |
OSは、Windows10 / 11でもプレイ可能です。公式だとGTX660が推奨スペックとして記載されています。
最新世代のグラフィックボードが搭載されたPCならサクサク動きます。
エンハンスト版の必要・推奨スペック
| 必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 (latest service pack) | Windows 11 |
| CPU | Intel Core i7-4770 AMD FX-9590 | Intel Core i5-9600K AMD Ryzen 5 3600 |
| メモリ | 8GB | 16GB |
| GPU | NVIDIA GTX 1630 (4GB VRAM) AMD Radeon RX 6400 (4GB VRAM) | NVIDIA GeForce RTX 3060 (8GB VRAM) AMD Radeon RX 6600XT (8GB VRAM) |
| ストレージ | 105 GB(SSD必須) | |
グランド・セフト・オートV エンハンストは、アンビエントオクルージョンやグローバルイルミネーションなどのレイトレーシング機能などが実装しグラフィックが進化。よりリアルなビジュアルを実現しています。その分推奨スペックは向上しているので注意です。
▼パーツの選び方のおすすめ記事
GTA5エンハンストの画質比較

GTA5エンハンストではレイトレーシング対応になってグラフィックスが向上しています。その中でもグラフィックスが調整可能です。
最高画質にすると道路のテクスチャも綺麗で、反射表現に優れています。スペックに余裕があれば最高画質でのプレイがおすすめです。
GTA5のベンチマーク
![]() | |||
|---|---|---|---|
| GPU | 4K 3840×2160 | WQHD 2560×1440 | フルHD 1920×1080 |
| RTX 4090 | 136 FPS | 186 FPS | 186 FPS |
| RTX 4080 | 92 FPS | 182 FPS | 186 FPS |
| RTX 4070 Ti SUPER | 78 FPS | 174 FPS | 185 FPS |
| RTX 4070 Ti | 70 FPS | 161 FPS | 185 FPS |
| RTX 4070 SUPER | 65 FPS | 156 FPS | 185 FPS |
| RTX 4070 | 55 FPS | 137 FPS | 182 FPS |
| RTX 4060 Ti | 40 FPS | 98 FPS | 150 FPS |
| RTX 4060 | 36 FPS | 84 FPS | 130 FPS |
| GTX 1660 S | 26 FPS | 54 FPS | 82 FPS |
フレームレートが高いほどGTA5が滑らかに動きます。一般的にゲームを滑らかに動作させるためには、60fps程度が必要とされています。なので、60fps以上で動作するのが快適性の基準になります。
- フルHD解像度:GTX 1660 SUPER以上
- WQHD解像度:RTX 4060以上
- 4K解像度:RTX 4070 SUPER以上
エンハンスト版のベンチマーク
参考情報:https://www.nvidia.com/en-us/geforce/news/grand-theft-auto-v-enhanced-dlss-4-multi-frame-generation/
Grand Theft Auto V EnhancedのMAX画質(レイトレーシング)にNVIDIA DLSS 4のマルチフレーム生成を適用したベンチマークになります。
フルHD環境ではRTX 5060でも300fpsオーバーで、4KでもRTX 5060 Tiで177fps出ているので十分すぎる性能です。
- フルHD/4K:RTX 5060以上がおすすめ
エンハンスト版のノートPCのベンチマーク

ノートPCの場合でもマルチフレーム生成に対応したRTX 5060なら240 fpsオーバー。フレーム生成適用なしでも60 fps超えです。
検証結果まとめ(おすすめグラボ)
| フルHD | 4K | |
|---|---|---|
| レガシー | GTX 1660 SUPER RTX 3050以上 | RTX 4070 SUPER |
| エンハンスト | RTX 3060以上 | マルチフレーム生成使用ならRTX 5060でも快適 マルチフレーム生成を使用しないならRTX 5070 Ti以上推奨 |
最高画質でも60 fpsが狙えるおすすめのグラボはこちらです。これから購入される方は、フレーム生成にも対応しているのでRTX 5060以上がおすすめです。
予算を抑えたいなら画質調整すればRTX 3050でも十分プレイは可能なので、RTX 3050を狙って予算を抑えるのも手です。
GTA5におすすめのゲーミングPC

GTA5におすすめのゲーミングPCをご紹介します。
Lightning-G AV5W

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 5 4500 |
| グラフィック | RTX 3050(6GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 10万円台~ |
「Lightning-G AV5W」は、AMD Ryzen Ryzen 5 4500(6コア/12スレッド)とNVIDIA GeForce RTX 3050(6GB)を搭載した、エントリー向けゲーミングPCです。
THIRDWAVE‑Gシリーズに属し、GALLERIAシリーズより安い価格設定でありながら、コンパクトな筐体を特徴としており、設置性に配慮された設計が魅力です。
強化ガラスパネルを採用し、ケースはホワイトの他にも「ブラック」も展開。価格を抑えてゲームを楽しみたい方におすすめの一台です。
NEXTGEAR JG-A7G6T

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060 Ti(16GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 16万円台~ |
NEXTGEAR JG-A7G6Tは、CPUに性能重視モデル「Ryzen 7 5700X」を搭載し、高性能グラフィクス「GeForce RTX 5060 Ti」を採用。
CPUに8コア以上が必要というタイトルが登場しているため、8コア搭載のRyzen 7 5700Xはコスパも良くおすすめ。RTX 5060 TiはDLSS 4対応&VRAM 16GB搭載で将来性も高い。
性能と価格のバランスが取れた構成で、コスパ重視のゲーマーにおすすめです。

NEXTGEAR JG-A7G70

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7800X3D |
| グラフィック | RTX 5070(12GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 23万円台~ |
\ ゲーミングマウスが貰える /
「NEXTGEAR JG-A7G70」は、CPUにゲーム特化型のCPU「Ryzen 7 7800X3D」を搭載して高フレームレートが期待出来ます。
CPU性能が高いのでタイトルによっては数十FPS変わる場合も。対戦ゲームなどでフレームレートを稼ぎたい方におすすめです。
グラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 5070」を搭載しているので、美麗なゲーム体験を楽しむ事が出来るハイスペックゲーミングPCです。

おすすめのゲーミングノートPC

GTA5におすすめのノートPCをご紹介します。
GALLERIA RL7C-R35-5N

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core i7-13620H |
| グラフィック | RTX 3050(6GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| 液晶 | 15.6型 1920×1080 フルHD(165Hz) |
| 重量 | 約2.1kg |
| 価格 | 13万円台~ |
「GALLERIA RL7C-R35-5N」は、処理性能の高いインテル第13世代のCore i7を搭載し、RTX 3050のビデオメモリ6GB版を採用したゲーミングノートPCです。
165Hzの高リフレッシュレート液晶を搭載しているので滑らかな描画でゲームを楽しめます。
重いゲームはあまりプレイしない方で、価格を抑えながらゲーミングノートとしてちょうど良い性能を求める人におすすめです。
NEXTGEAR J6-A7G50WT-A

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7435HS |
| グラフィック | RTX 4050(6GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| 液晶 | 16型 1920×1200 WUXGA(165Hz) |
| 重量 | 約2.29kg |
| 価格 | 13万円台~ |
「NEXTGEAR J6-A7G50WT-A」は、RTX 4050を搭載。中程度のゲームは快適に動作し、重いゲームは画質調整して楽しめるコスパに優れるゲーミングノートPCです。
165Hzの高リフレッシュレート液晶を搭載しているので対戦ゲームでも快適です。
ライトユーザーや初めてのゲーミングノートとして、性能・使いやすさ・価格のバランスが非常に良い一台です。

G TUNE P5-I7G60WT-C(ホワイト)

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core i7-13620H |
| グラフィック | RTX 5060(8GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| 液晶 | 15.6型 2,560×1,440 WQHD(165Hz) |
| 重量 | 約2.19kg |
| 価格 | 21万円台~ |
\ セールで15,000円 OFF /
「G TUNE P5-I7G60BK-C」は、10コア(6Pコア+4Eコア)/16スレッドの「Core i7-13620H」と「RTX 5060」が搭載。
グラフィックボードに「GeForce RTX 5060」が搭載しているので最新ゲームを快適に楽しみたい方におすすめのノートPCです。コストとゲーム体験の両立を意識した、コスパに優れるちょうど良い一台です。

GTA5に関するよくある質問

まとめ

『GTA5』は、レガシー版とエンハンスト版のどちらを選ぶかで必要スペックが大きく変わるタイトルです。
軽く遊びたいならレガシー版でも十分ですが、高画質で楽しみたいならエンハンスト版がおすすめです。
PC版はグラフィック設定の自由度が高く、NaturalVision Enhancedといった高画質MODで別ゲーム級の体験ができるのが魅力です。
そのぶんVRAM消費も増えるため、MODをやるなら8GB以上がおすすめです。
MODをやらない人でもGTA Onlineは今でも人口が多く、GTA6の発売を控えた現在でも、GTA5は十分にプレイする価値のあるタイトルといえます。
性能に余裕のあるPCを選んでおけば、高画質MODを楽しめたり、将来のGTA6にも備えられるのでおすすめです。

















