
Radeon RX 9060 XTのゲーム性能を、ベンチマークや実際のゲームで動かしてどの位快適に動作可能なのかをチェックしました。計測したタイトルは以下の目次からチェック可能です。
▼ RX 9060 XT搭載のおすすめPCはこちらでまとめています。

RX 9060 XTの性能評価
Radeon RX 9060 XT 16GB
RDNA 4 / 16GB GDDR6
RX 9060 XTのスペックと特徴
| RX 9060 XT 16GB | RTX 5060 Ti 16GB | |
|---|---|---|
| アーキテクチャ | RDNA 4 | Blackwell |
| CUDAコア | 2048(32 CU) | 4608 |
| ブースト クロック | 3.13 GHz | 2.57 GHz |
| メモリ容量 | 16 GB | 16 GB |
| メモリ速度 | 20 Gbps | 28 Gbps |
| メモリタイプ | GDDR6 | GDDR7 |
| メモリバス幅 | 128 bit | 128 bit |
| メモリ帯域幅 | 320 GB/s | 448 GB/s |
| キャッシュ | 32 MB Infinity Cache | 32 MB L2 |
| レイ トレーシング | 第3世代 RTアクセラレータ:32 | 第4世代 RTコア:36 |
| AI / アップスケーリング | 第2世代 AIアクセラレータ:64 FSR 4 | 第5世代 Tensorコア:144 DLSS 4 |
| 消費電力 | 160 W | 180 W |
RX 9060 XTはRDNA 4世代のミドルレンジGPUです。16 GBのGDDR6メモリを搭載し、機械学習ベースの新アップスケーラーFSR 4に対応。フルHD〜WQHDを主戦場とし、大容量16GBによって高テクスチャや4Kでもメモリ不足になりにくいのが最大の武器です。
競合となるRTX 5060 Ti 16GBとは、ラスタライズ性能ではほぼ互角〜ややRTX 5060 Tiが優位、レイトレ性能やマルチフレーム生成の有無ではRTX 5060 Tiが優位という関係性になります。
実勢価格はRX 9060 XTの方が抑えられるので、価格次第ですがゲームコスパならRX 9060 XTに軍配が上がるシーンも多いでしょう。
ベンチマーク実施時のテスト環境
検証に使用したPCはマウスコンピューターの「NEXTGEAR JG-A7A6X」です。
NEXTGEAR JG-A7G70

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RX 9060 XT(16GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー RGBケースファン |
ゲームのベンチマークをチェック
ゲームのベンチマークテストやFPS計測時の平均フレームレートをテストしました。
サイバーパンク2077

| 解像度 | 設定 | FPS | FSR | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | レイトレ:オーバードライブ | 6 fps | 18 fps | 35 fps |
| WQHD 2560×1440 | レイトレ:オーバードライブ | 12 fps | 29 fps | 57 fps |
| フルHD 1920×1080 | レイトレ:オーバードライブ | 21 fps | 39 fps | 78 fps |
サイバーパンク2077のレイトレーシング:オーバードライブ設定は極めて重いです。それでもフレーム生成を有効にすればWQHD解像度でも60 fps近いフレームレートが出ているので実用的です。
Cities: Skylines II

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 高 | 17 fps |
| WQHD 2560×1440 | 高 | 29 fps |
| フルHD 1920×1080 | 高 | 37 fps |
Cities: Skylines IIは、最重量級タイトルのシミュレーションゲームです。シミュレーションゲームなので30fpsでもプレイに支障はないでしょう。フルHD、WQHD解像度なら30fps前後のフレームレートを記録しました。
FF16

| 解像度 | 設定 | FPS | FSR | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | ウルトラ | 18 fps | 29 fps | 53 fps |
| WQHD 2560×1440 | ウルトラ | 35 fps | 48 fps | 94 fps |
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ | 51 fps | 66 fps | 112 fps |
FF16は重量級ゲームです。フレーム生成が欲しくなるくらいには重いです。フレーム生成を適用すればWQHDでも最高画質60fpsを大きく超えるフレームレートを記録しています。
バイオハザードレクイエム

| 解像度 | 設定 | FPS | FSR | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高RT | 18 fps | 30 fps | 53 fps |
| WQHD 2560×1440 | 最高RT | 37 fps | 57 fps | 91 fps |
| フルHD 1920×1080 | 最高RT | 57 fps | 81 fps | 122 fps |
バイオハザードレクイエムのレイトレ最高画質で計測すると、フレーム生成を有効ならWQHD解像度でも快適です。
Forza Horizon 6

| 解像度 | 設定 | TAA | FSR |
|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | エクストリームRT | 21 fps | 30 fps |
| エクストリーム | 54 fps | 58 fps | |
| WQHD 2560×1440 | エクストリームRT | 38 fps | 50 fps |
| エクストリーム | 80 fps | 91 fps | |
| フルHD 1920×1080 | エクストリームRT | 55 fps | 71 fps |
| エクストリーム | 100 fps | 106 fps |
Forza Horizon 6は、重量級レースゲームです。エクストリームならFSR適用で4K/60fps前後も視野に入ります。RT有効でもフルHD/60fps超えを達成しています。
NTE

| 解像度 | 設定 | TAA | FSR | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | LUMEN最高 | 24 fps | 39 fps | 66 fps |
| SSR最高 | 43 fps | 62 fps | 97 fps | |
| WQHD 2560×1440 | LUMEN最高 | 45 fps | 66 fps | 120 fps |
| SSR最高 | 80 fps | 104 fps | 174 fps | |
| フルHD 1920×1080 | LUMEN最高 | 66 fps | 84 fps | 162 fps |
| SSR最高 | 108 fps | 108 fps | 202 fps |
NTEもフレーム生成に対応しているので4K解像度でも快適でした。生成使用しなくてもWQHDならLUMEN最高で60fps超えなので、WQHD解像度の適正は高いGPUです。
エルデンリング

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | レイトレ最高 | 21 FPS |
| 最高 | 46 FPS | |
| WQHD 2560×1440 | レイトレ最高 | 36 FPS |
| 最高 | 60 FPS | |
| フルHD 1920×1080 | レイトレ最高 | 45 FPS |
| 最高 | 60 FPS |
エルデンリングはWQHD最高画質設定でも快適に動作。レイトレーシングには少し弱いかなという印象です。
モンスターハンターワイルズ

| 解像度 | 設定 | TAA | FSR4.1.1 | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | ウルトラ | 28 fps | 35 fps | 62 fps |
| WQHD 2560×1440 | ウルトラ | 47 fps | 57 fps | 93 fps |
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ | 63 fps | 69 fps | 114 fps |
モンスターハンターワイルズは、WQHD最高画質でアップスケーリング適用で60FPS近いフレームレートを記録。WQHD解像度で快適に楽しめる性能を持っています。
バトルフィールド6

| 解像度 | 設定 | TAA | FSR | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | オーバーキル | 34 fps | 47 fps | 82 fps |
| WQHD 2560×1440 | オーバーキル | 63 fps | 78 fps | 144 fps |
| フルHD 1920×1080 | オーバーキル | 87 fps | 104 fps | 192 fps |
Battlefield 6は、FSR有効時ならWQHD最高画質で70FPSオーバー、フレーム生成を入れると144FPSも狙える性能です。
GTA5エンハンスト

| 解像度 | 設定 | FPS | FSR | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高値レイトレーシング | 28 fps | 42 fps | 76 fps |
| WQHD 2560×1440 | 最高値レイトレーシング | 55 fps | 77 fps | 139 fps |
| フルHD 1920×1080 | 最高値レイトレーシング | 80 fps | 84 fps | 146 fps |
GTA5エンハンストはアップスケーリング適用でWQHDレイトレ最高画質60fpsは十分狙えます。
信長の野望・新生

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 31 |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 60 |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 60 |
信長の野望・新生は4K解像度で試すと31fpsで固定。WQHD解像度だと60fps出ていました。
FF14 黄金のレガシー

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 5993 / 41 fps【普通】 |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 12570 / 88 fps【とても快適】 |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 18256 / 132 fps【非常に快適】 |
ファイナルファンタジー14 黄金のレガシーは、15,000スコアで「非常に快適」評価となります。WQHD解像度でとても快適に動作します。
FF15

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 高 | 5239 / 52 fps【やや快適】 |
| WQHD 2560×1440 | 高 | 9575 / 95 fps【とても快適】 |
| フルHD 1920×1080 | 高 | 13516 / 135 fps【非常に快適】 |
フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度の最高設定で6,000スコアを超えて「快適評価」以上が出ています。
Apex Legends

| 解像度 | 設定 | 平均FPS | 最小FPS |
|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 85 fps | 57 fps |
| 最低 | 147 fps | 84 fps | |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 151 fps | 104 fps |
| 最低 | 260 fps | 170 fps | |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 216 fps | 154 fps |
| 最低 | 296 fps | 228 fps |
フルHD解像度なら144fpsを安定して出す事が可能です。
ストリートファイター6

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
ストリートファイター6は「90~100」スコアで「快適」評価です。フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度で「快適」に楽しめます。
ペルソナ5ロイヤル

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 109 |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 114 |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 116 |
ペルソナ5ロイヤルは軽めのゲームなので、4K解像度でも快適です。
ペルソナ3リロード

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 115 |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 120 |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 120 |
ペルソナ3リロードも同様に軽いです。ペルソナ6が発表されましたが、この感じならペルソナ6も4K解像度で遊べるかもしれません。
PSO2:NGS

| 解像度 | 設定 | スコア / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | ウルトラ | 3060【重い】 |
| WQHD 2560×1440 | ウルトラ | 8224【標準的】 |
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ | 16499【快適】 |
設定は最高設定のウルトラ(設定6)です。PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。
3DMARKのベンチマークのスコアまとめ

3DMarkのFireStrikeはDirectX 11、Steel NomadとTimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークテストです。
Port Royal、Speed Wayはレイトレーシングのパフォーマンスを計測するベンチマークテストです。
| 3D MARK | 項目 | スコア |
|---|---|---|
| Fire Strike | スコア | 31026 |
| Graphics Score | 38282 | |
| Physics Score | 27261 | |
| Combined Score | 14013 | |
| Time Spy | スコア | 14539 |
| Graphics Score | 15828 | |
| CPU Score | 9949 | |
| Port Royal | スコア | 8654 |
| Speed Way | スコア | 2912 |
| Steel Nomad | スコア | 3822 |
過去に取得したTimeSpyのGraphicsスコアでRX 9060 XTのグラフィックス性能を比較していきます。

RTX 9060 XTは、RX 7700 XT / RTX 5060 Ti相当の性能です。
Blender Benchmarkの結果

「Blender Benchmark」は、3DCG制作ソフト「Blender(ブレンダー)」の開発元が提供している3DCG・レンダリング向けのベンチマークテストになります。
Blender Benchmark 5.1.1
スコア(高いほど高性能)
公式サイトに記載されているベンチマークスコアとの比較になります。
RX 9060 XTの性能まとめ

- フルHD~WQHD解像度におすすめの性能
- VRAM 16GBの恩恵が絶大。4K体験も可能
- レイトレーシングは軽量〜中程度なら対応可能。
RX 9060 XTは、フルHD(1920×1080)~WQHD(2560×1440)の重量級ゲームも快適に動かせる性能を持っています。16GBの大容量メモリを備えるため、高解像度や高画質設定でのVRAMを多く使うタイトルに特に強いのが特徴です。MODとも相性が良い。
レイトレーシングは軽量〜中程度クラスなら対応でき、FSRを併用すればさらに快適になります。フルレイトレやパストレ重量級タイトルの4Kは厳しい(そもそもパストレ対応しないタイトルもある)ですが、設定調整すればVRAM 16GB恩恵で4K解像度も視野に入ります。
コスパ良くゲームを楽しみたい方なら十分候補に入るGPUです。特に高解像度や高画質のゲームプレイ、MODでゲームを楽しみたいならミドルクラスの中ではRTX 5060 Ti 16GBと双璧を成す最有力候補です。
▼ RX 9060 XT搭載のおすすめPCはこちらでまとめています。

▼ RTX 5060 Ti搭載のおすすめPCはこちらでまとめています。


