
Radeon RX 9070 XTのゲーム性能を、ベンチマークや実際のゲームで動かしてどの位快適に動作可能なのかをチェックしました。計測したタイトルは以下の目次からチェック可能です。
▼ RX 9070 XT搭載のおすすめPCはこちらでまとめています。

RX 9070 XTの性能評価
Radeon RX 9070 XT 16GB
RDNA 4 / 16GB GDDR6
RX 9070 XTのスペックと特徴
| RX 9070 XT | RTX 5070 Ti | |
|---|---|---|
| アーキテクチャ | RDNA 4 | Blackwell |
| CUDAコア | 4096(64 CU) | 8960 |
| ブースト クロック | 2.97 GHz | 2.45 GHz |
| メモリ容量 | 16 GB | 16 GB |
| メモリ速度 | 20 Gbps | 28 Gbps |
| メモリタイプ | GDDR6 | GDDR7 |
| メモリバス幅 | 256 bit | 256 bit |
| メモリ帯域幅 | 640 GB/s | 896 GB/s |
| レイ トレーシング | 第3世代 RTアクセラレータ:32 | 第4世代 RTコア:70 |
| AI / アップスケーリング | 第2世代 AIアクセラレータ:128 FSR 4 | 第5世代 Tensorコア:280 DLSS 4 |
| 消費電力 | 304 W | 300 W |
RX 9070 XT は RDNA 4 世代のハイエンド寄りGPUです。16 GBのVRAMを備え、4Kゲーミングも十分視野に入ります。
競合のRTX 5070 Tiとは、ラスタライズでは近い性能。レイトレーシング性能とマルチフレーム生成(DLSS 4)の有無ではRTX 5070 Tiが優位です。
実勢価格はRX 9070 XTのほうが一段抑えられるため、レイトレやパストレーシングを常用しないならRX 9070 XT、レイトレや DLSS 4を重視するなら RTX 5070 Ti、という選び方がおすすめです。
ベンチマーク実施時のテスト環境
検証に使用したPCはマウスコンピューターの「G TUNE DG-A7A7X」です。
G TUNE DG-A7A7X

| スペック | |
|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D |
| CPUクーラー | 水冷 (240mm) |
| グラフィック | RX 9070 XT(16GB) |
| メモリ | 32GB(DDR5) |
| ストレージ | 2TB NVMe SSD(Gen4) |
| 無線 | Wi-Fi 6E Bluetooth 5 |
| ケース | ミニタワー |
ゲームのベンチマークをチェック
ゲームのベンチマークテストやFPS計測時の平均フレームレートをテストしました。
サイバーパンク2077

| 解像度 | 設定 | FPS | FSR | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | レイトレ:オーバードライブ | 12 fps | 38 fps | 72 fps |
| WQHD 2560×1440 | レイトレ:オーバードライブ | 25 fps | 57 fps | 111 fps |
| フルHD 1920×1080 | レイトレ:オーバードライブ | 41 fps | 73 fps | 145 fps |
サイバーパンク2077のレイトレーシング:オーバードライブ設定は極めて重いです。それでもフレーム生成を有効にすれば4K解像度でも60 fps超えのフレームレートが出ているので実用的です。
Cities: Skylines II

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 高 | 30 fps |
| WQHD 2560×1440 | 高 | 49 fps |
| フルHD 1920×1080 | 高 | 63 fps |
Cities: Skylines IIは、最重量級タイトルのシミュレーションゲームです。シミュレーションゲームなので30fpsでもプレイに支障はないでしょう。4Kでも30fps前後のフレームレートを記録しました。
FF16

| 解像度 | 設定 | FPS | FSR | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | ウルトラ | 37 fps | 55 fps | 97 fps |
| WQHD 2560×1440 | ウルトラ | 65 fps | 88 fps | 140 fps |
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ | 92 fps | 108 fps | 150 fps |
FF16は重量級ゲームです。フレーム生成が欲しくなるくらいには重いです。フレーム生成を適用すれば4Kでも最高画質60fpsを大きく超えるフレームレートを記録しています。
バイオハザードレクイエム

| 解像度 | 設定 | FPS | FSR | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高RT | 35 fps | 60 fps | 104 fps |
| WQHD 2560×1440 | 最高RT | 68 fps | 100 fps | 165 fps |
| フルHD 1920×1080 | 最高RT | 98 fps | 134 fps | 180 fps |
バイオハザードレクイエムのレイトレ最高画質で計測すると、アップスケーリングを適用すれば4K解像度でも快適です。
Forza Horizon 6

| 解像度 | 設定 | TAA | FSR |
|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | エクストリームRT | 37 fps | 55 fps |
| エクストリーム | 99 fps | 105 fps | |
| WQHD 2560×1440 | エクストリームRT | 64 fps | 89 fps |
| エクストリーム | 136 fps | 149 fps | |
| フルHD 1920×1080 | エクストリームRT | 87 fps | 109 fps |
| エクストリーム | 164 fps | 174 fps |
Forza Horizon 6は、重量級レースゲームです。エクストリームなら4K/60fps前後も視野に入ります。RT有効でも4K/55 fps。十分実用的なフレームレートが出ています。
NTE

| 解像度 | 設定 | TAA | FSR | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | LUMEN最高 | 42 fps | 67 fps | 110 fps |
| SSR最高 | 78 fps | 109 fps | 174 fps | |
| WQHD 2560×1440 | LUMEN最高 | 76 fps | 106 fps | 192 fps |
| SSR最高 | 120 fps | 120 fps | 223 fps | |
| フルHD 1920×1080 | LUMEN最高 | 105 fps | 120 fps | 239 fps |
| SSR最高 | 120 fps | 120 fps | 239 fps |
NTEもアップスケーリングに対応しているので4K解像度でも快適でした。
エルデンリング

| 解像度 | 設定 | FPS |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | レイトレ最高 | 40 FPS |
| 最高 | 60 FPS | |
| WQHD 2560×1440 | レイトレ最高 | 56 FPS |
| 最高 | 60 FPS | |
| フルHD 1920×1080 | レイトレ最高 | 60 FPS |
| 最高 | 60 FPS |
エルデンリングは4K最高画質設定でも快適に動作。アップスケーリングに対応していないのでレイトレ常用するならフルHD~WQHDが推奨です。
モンスターハンターワイルズ

| 解像度 | 設定 | TAA | FSR4.1.1 | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | ウルトラ | 51 fps | 63 fps | 116 fps |
| WQHD 2560×1440 | ウルトラ | 78 fps | 87 fps | 163 fps |
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ | 89 fps | 100 fps | 190 fps |
人気のハンティングアクションゲームのモンスターハンターワイルズは、フルHD/WQHDで60fpsオーバー。FSR及び、フレーム生成適用で4K解像度でも快適です。VRAM 16GB恩恵で4K解像度でもスタッタリングが少なく快適。
GTA5エンハンスト

| 解像度 | 設定 | FPS | FSR | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高値レイトレーシング | 54 fps | 80 fps | 141 fps |
| WQHD 2560×1440 | 最高値レイトレーシング | 102 fps | 136 fps | 228 fps |
| フルHD 1920×1080 | 最高値レイトレーシング | 142 fps | 149 fps | 269 fps |
GTA5エンハンストはアップスケーリング適用で4Kレイトレ最高画質60fpsは十分狙えます。
鬼武者 Way of the Sword

| 解像度 | 設定 | TAA | FSR | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | ウルトラ | 63 fps | 81 fps | 125 fps |
| WQHD 2560×1440 | ウルトラ | 102 fps | 120 fps | 165 fps |
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ | 129 fps | 141 fps | 186 fps |
鬼武者 Way of the Swordは、4K解像度でも60fpsオーバーです。
バトルフィールド6

| 解像度 | 設定 | TAA | FSR | FSR&生成 |
|---|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | オーバーキル | 64 fps | 88 fps | 152 fps |
| WQHD 2560×1440 | オーバーキル | 109 fps | 134 fps | 183 fps |
| フルHD 1920×1080 | オーバーキル | 147 fps | 166 fps | 244 fps |
Battlefield 6は、4K解像度でも60fpsオーバー。フルHDなら最高画質でも240fps超えです。
FF14 黄金のレガシー

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 12529 / 87 fps【とても快適】 |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 26128 / 177 fps【非常に快適】 |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 34342 / 236 fps【非常に快適】 |
FF14 黄金のレガシーベンチマークは、15,000以上で「非常に快適」評価となります。4K解像度で「快適」評価以上が出ています。
FF15

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 高 | 10060 / 100 fps【とても快適】 |
| WQHD 2560×1440 | 高 | 16295 / 162 fps【非常に快適】 |
| フルHD 1920×1080 | 高 | 20801 / 208 fps【非常に快適】 |
ファイナルファンタジー15は、スコアの評価としては6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」になります。4K解像度の最高設定で6,000スコアを超えて「快適評価」以上が出ています。
Apex Legends

| 解像度 | 設定 | 平均FPS | 最小FPS |
|---|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 154 fps | 113 fps |
| 最低 | 251 fps | 158 fps | |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 256 fps | 194 fps |
| 最低 | 298 fps | 241 fps | |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 300 fps | 253 fps |
| 最低 | 300 fps | 253 fps |
フルHD解像度なら240fpsを安定して出す事が可能です。
ストリートファイター6

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
| WQHD 2560×1440 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 100 / 59 fps【快適】 |
ストリートファイター6は「90~100」スコアで「快適」評価です。フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度で「快適」に楽しめます。
PSO2:NGS

| 解像度 | 設定 | スコア / 評価 |
|---|---|---|
| 4K 3840×2160 | ウルトラ | 11804【快適】 |
| WQHD 2560×1440 | ウルトラ | 27034【快適】 |
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ | 38431【快適】 |
設定は最高設定のウルトラ(設定6)です。PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。
3DMARKのベンチマークのスコアまとめ

3DMarkのFireStrikeはDirectX 11、Steel NomadとTimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークテストです。
Port Royal、Speed Wayはレイトレーシングのパフォーマンスを計測するベンチマークテストです。
| 3D MARK | 項目 | スコア |
|---|---|---|
| Fire Strike | スコア | 49234 |
| Graphics Score | 66364 | |
| Physics Score | 37040 | |
| Combined Score | 20161 | |
| Time Spy | スコア | 25141 |
| Graphics Score | 28855 | |
| CPU Score | 14538 | |
| Port Royal | スコア | 16134 |
| Speed Way | スコア | 6343 |
| Steel Nomad | スコア | 7249 |
過去に取得したTimeSpyのGraphicsスコアでRX 9070 XTのグラフィックス性能を比較していきます。

RTX 9070 XTは、RTX 5070 Ti相当の性能です。
Blender Benchmarkの結果

「Blender Benchmark」は、3DCG制作ソフト「Blender(ブレンダー)」の開発元が提供している3DCG・レンダリング向けのベンチマークテストになります。
Blender Benchmark 5.1.1
スコア(高いほど高性能)
公式サイトに記載されているベンチマークスコアとの比較になります。
RX 9070 XTの性能まとめ
- WQHD~4K解像度におすすめの性能
- VRAM 16GBで高画質設定や重量級ゲームに強い
- レイトレーシングも実用的。パストレーシングならNVIDIAを。
RX 9070 XTは、WQHD(2560×1440)~4K(3840×2160)の重量級ゲームを快適に動かせます。
VRAMは16GBを搭載。高解像度テクスチャや最高画質設定、MODなど、VRAM消費量の多い環境でも容量に余裕があります。フレームレートが高いだけでなく、VRAM不足によるカクつきやスタッタリングを抑えやすい点も強みです。
パストレーシングはGeForceが有利です。タイトルによってはRadeon環境で設定自体を選べない場合があり、対応していても負荷が極めて高くなります。パストレーシングを最優先するなら、RTX 5070 Tiがおすすめになります。
通常のゲームプレイを重視するなら、RX 9070 XTは非常に完成度の高いGPUです。WQHDで高フレームレートを狙いたい方、4Kの高画質ゲームを楽しみたい方、VRAM容量を重視して長く使いたい方にとって、有力な選択肢になります。
▼ RX 9070 XT搭載のおすすめPCはこちらでまとめています。

▼ RTX 5070 Ti搭載のおすすめPCはこちらでまとめています。


