
PCゲームのジャンルの中でもじっくりと考える事が好きな方に人気があるのがシミュレーションゲームです。
海外・国産含めてPCと相性が良く、PCゲームから家庭用ゲーム機に流れるというスタンスが多いというのも特徴的です。
つまり『シミュレーションゲームならゲーミングPCの導入がおすすめ』になります。
純粋に家庭用のゲーム機で販売されていないソフトが多い、または最初はPCで販売される事が多いので、シミュレーションゲームが好きな方は遊びたいソフトが無いからゲーミングPCを購入して遊ぶという方も多いです。
シミュレーションゲームにおすすめのゲーミングPCのスペックや、おすすめのゲーミングPCをご紹介します。
シミュレーションゲームとは?

思考する事に喜びを見いだせる方にはドンピシャなジャンルです。
信長の野望というゲームを例に出すのであれば弱小大名プレイをしていると仮定して、難易度を上げてそこからどれだけ下剋上できるかを最短で行うなどです。縛りなどを設けても面白いですね。
信長の野望や三国志なら武将になりきって没入するプレイや、街作りなら自分が思う最高の街を開発するなどです。
という感じでどちらのパターンでもシミュレーションなので予測をして模擬実験をしてその観測をするのが主なスタンスになります。
予測(こうだったらこうなるかな~)→ゲームで実行し結果が分かる(模擬実験)→観測(思った結果と違った!)←ここを楽しむゲームになります。
ゲームの楽しみ方は千差万別ですが、何度も繰り返しプレイする事の多いシミュレーションゲームは様々な角度や切り口で楽しむ事が出来ますね。
シミュレーションならPCゲームがおすすめな理由
スマホやSwitchなどの携帯ゲーム機のように手軽にできるハードとシミュレーションゲームの相性は良いと思います。移動中や出先でサクッとできる利点がありますからね。
スマホ版の三国志や信長の野望などは好きな時に手軽に出来て楽しいのですが、お家に帰って本格的にやり込みたいという場合には家庭用のゲーム機、更に操作性やUI面で快適にと考えているのであればゲーミングPCが最上位互換になります。
- PCゲームでしか販売されていないシミュレーションゲームは多い
- PCでしか使えないゲーム内の機能がある
- キーボード&マウスで操作するのが快適
PCでしか販売されていないシミュレーションゲームがある

最近はPCでも家庭用ゲーム機でも発売されているタイトルも多く、PCとXBOXは両方発売なタイトルも多いですが、シミュレーションゲームとなるとソフトの数でPCが圧倒している印象があります。
シミュレーションゲームと言ったらまずPC→売れたら家庭用ゲームという流れな傾向が強いです。
操作性という意味でもマウスで細かい作業が快適

シミュレーションゲームの性質、操作面においてもPCの場合にはキーボードとマウスで操作するのが基本的なPCスタイルになるのでそのままの感覚でゲームの作業も進めていく事が出来ます。
ゲーミングキーボードとゲーミングマウスまでは必要ありませんが、正確なポインティングを求めるのであればゲーミングマウスはおすすめです。

シミュレーションゲームの場合には細かい操作が要求されるタイトルが多い印象です。(カーシミュレーション系だとパッドやハンコンになると思います。)
例えば上記の例であればSims4の建築画面になりますが、オブジェクトに対してマウスなら細かい部位を直感的かつ正確にポイントする事ができるという利点があります。
「壁の色」「ドアの位置」「オブジェクトの配置変更」をこの画面の中から選択し、決めていきます。
正確性が高いと操作性が良く、楽しくゲームを快適にプレイ可能です。
家庭用ゲーム機でパッドプレイも楽しいのですが、生活、経営、戦略シミュレーションゲームの場合においては、キーボード&マウス操作に慣れている方だともどかしく感じる場面が出てくると思います。
パッドだとどうしてもカーソル速度が遅く感じるのと、正確にココ!という場所に操作が難しいです。この体験が続いていくとPCに移行したくなるかもしれません。
PCでしか使えないゲーム内の機能がある

信長の野望を遊ぶなら何故PC版がベストなのか?SWITCH/PS4版買って分かった事で書いているのですが、シミュレーションゲームの場合には家庭用のゲーム機には無い機能が盛り込まれている場合もあります。
信長の野望・創造立志伝が好きすぎてPC版もPS4版もSwitch版も購入したのですが、結果的には信長の野望をプレイするのであれば顔画像追加という神ツールが付属しているのでPC版一択だと思っています。

顔画像追加ツールという項目がランチャーから起動する事が可能なのがPC版の特徴的な機能。付属ツールを使い世の中にある全ての画像を取り込み、武将化する事ができる。
スペックの関係でもPCの方が性能依存なのでより高画質で滑らかに描画できる特性があり、グラフィック要求が高いタイトルの場合でも快適に動作する事が出来ます。
- PC限定のMOD
- PC限定のゲーム内の機能
- 画質設定オプション(グラフィックの向上や解像度の設定変更)
シミュレーションゲームの代表的なタイトルの推奨スペック一覧
| タイトル | CPU | グラボ | メモリ |
|---|---|---|---|
| 信長の野望・新生 | Core i7-3770 | GTX 1060 | 8GB |
| 三国志14 | Core i7-3770 | GTX 1060 | 8GB |
| ザ・シムズ4 | Core i5以上 | GTX 650 | 4GB |
| プラネットコースター | Core i7-4770 | GTX 980 | 12GB |
| プラネットコースター2 | Core i7-10700K | RTX 2070 Super | 16 GB |
| プラネット ズー | Core i7-4770K | GTX 1070 | 16GB |
| シティーズ:スカイラインズ2 | Core i5-12600K | RTX 3080 | 16GB |
| Frostpunk | 4コアCPUで3.2Ghz以上 | GTX 970 | 8GB |
| Forza Motorsport | Core i5-11600K 理想:Core i7-11700K | RTX 2080 Ti 理想:RTX 4080 | 16GB |
| Assetto Corsa Competizione | Core i5-8600K | GTX 1070 | 16GB |
| inZOI | Core i7 12700 | RTX 3070 | 16 GB |
| JR EAST Train Simulator | Core i5-6500 | GTX 1060 | 16GB |
| Microsoft Flight Simulator | Core i5-8400 理想:Core i7-9800X | GTX 970 理想:RTX 2080 | 16GB |
| Microsoft Flight Simulator 2024 | Core i7-10700K 理想:Core i7-14700K | RTX 2080 理想:RTX 4080 | 32 GB |
| World of Tanks | Core i5 | GTX 660 | 4GB |
| World of Warships | Core i5-2500 | GTX 660 | 6GB |
代表的なシミュレーションゲームの推奨スペックをまとめました。「ゲームタイトル別推奨スペック早見表」で推奨スペックについてはまとめているので、合わせて参考にしてみて下さい。
以上の結果からシミュレーションゲームではRTX 3080以上があると推奨スペックは満たせます。現行モデルならRTX 5070程度のグラフィックス性能が必要になるでしょう。
最新のシミュレーションゲームや、重量級のシミュレーターゲームを高画質でプレイ予定の方はハイスペックのゲーミングPCがおすすめです。
ただ、PCゲームでは画質を落としてプレイする事もできるため、重いゲームは中画質程度でプレイする予定ならRTX 5060 / RTX 5060Tiを視野に入れてコストを落とすのも選択肢の一つでしょう。
The Sims 4

『The Sims 4』は比較的軽めのゲームですが、拡張パックやMODを入れると負荷が増します。
最低動作環境ではCore i3と4GBメモリ程度で動きますが、快適に遊ぶならCore i5以上、メモリ8GB以上、GTX 1050クラス以上のGPUがおすすめです。
大規模な建築や世帯を扱う場合はCPU性能とメモリが重要になりますので、Core i7やRTX 3060以上なら拡張導入後も快適に楽しめます。現行の最新モデルなら非常に快適に楽しめるタイトルです。
inZOI

The Sims 4とは別のライフシムとしては「inZOI」があり、まだまだこれから拡張していく発展途上のタイトルですが、推奨でRTX 3070が指定されている重量級タイトルになります。
Cities: Skylines II

『Cities: Skylines II』は都市開発シミュレーションとして非常に重く、CPU・GPUともに高性能が求められます。
快適に遊ぶにはCore i5-12600K以上、メモリ16GB以上、RTX 3080クラスが推奨。特に建物や人口が増える後半は処理が重くなるため、CPU性能と十分なメモリ容量が重要です。
Microsoft Flight Simulator 2024

『Microsoft Flight Simulator 2024』は現実に近い景観や膨大なデータを扱うため、非常に高いPCスペックが求められます。
快適に楽しむにはCore i7-10700K以上、メモリ32GB、RTX 2080クラスが推奨。4K解像度でプレイするならGPU性能と大容量メモリが必須です。
シミュレーションゲームにおすすめのゲーミングPC

シミュレーションゲーム用におすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
NEXTGEAR JG-A7G6T

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7700 |
| グラフィック | RTX 5060 Ti(16GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 19万円台~ |
NEXTGEAR JG-A7G6Tは、CPUに性能重視モデル「Ryzen 7 7700」を搭載し、高性能グラフィクス「GeForce RTX 5060 Ti」を採用。
CPUに8コア以上が必要というタイトルが登場しているため、8コア搭載のRyzen 7 7700はコスパも良くおすすめ。RTX 5060 TiはDLSS 4対応&VRAM 16GB搭載で将来性も高い。
標準で水冷CPUクーラー搭載で冷却性能も高い。性能と価格のバランスが取れた構成で、コスパ重視のゲーマーにおすすめです。

NEXTGEAR JG-A7G70

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7800X3D |
| グラフィック | RTX 5070(12GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 23万円台~ |
\ ゲーミングマウスが貰える /
「NEXTGEAR JG-A7G70」は、CPUにゲーム特化型のCPU「Ryzen 7 7800X3D」を搭載して高フレームレートが期待出来ます。
CPU性能が高いのでタイトルによっては数十FPS変わる場合も。対戦ゲームなどでフレームレートを稼ぎたい方におすすめです。
グラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 5070」を搭載しているので、ほとんどのゲームがWQHD解像度や高FPSで快適に遊べます。

GALLERIA XPC7A-R57T-WL

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 265F |
| グラフィック | RTX 5070 Ti(16GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミドルタワー |
| 価格 | 35万円台~ |
「GALLERIA XPC7A-R57T-WL」は、CPUに性能重視モデル「Core Ultra 7 265F(20コア/20スレッド)」を搭載し、高性能グラフィクス「GeForce RTX 5070 Ti」を採用。ハイエンド志向のデスクトップゲーミングPCです。
最新ゲームを高画質設定で楽しめるのはもちろん、WQHDから4K環境も視野に入る性能。さらにマルチタスクや映像編集などのクリエイティブ用途にも余裕を持って対応できます。
配信者やクリエイターにとっても理想的な一台です。安定のガレリアで使い勝手も極めて良好。

G TUNE FG-A7G80

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| グラフィック | RTX 5080(16GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 2TB NVMe SSD |
| ケース | フルタワー |
| 価格 | 46万円台~ |
\ セールで60,000円 OFF /
「G TUNE FG-A7G80」は、圧倒的ゲーム性能の「Ryzen 7 9800X3D」&最新のハイエンドグラフィクス「RTX 5080」搭載。
32GBメモリと2TB NVMe Gen4×4 SSDを標準装備し、重厚なゲームやマルチタスクも余裕でこなせます。
筐体設計は冷却性能に優れ、前面スリットからのエアフローを活かせる構造に加え、最大7基の空冷ファンや360mm水冷ラジエーター×2の搭載が可能な余裕を備えています。
ベンチマークでもその性能は圧倒的で、4K解像度の最重量級ゲームも快適に楽しめる性能を持っています。

シミュレーションゲームにおすすめのゲーミングノートPC

シミュレーションゲームにおすすめのゲーミングノートPCをご紹介します。
G TUNE H6-A9G70BK-C

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 9 8945HX |
| グラフィック | RTX 5070(8GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| 液晶 | 16型 2560×1600 WQXGA(300Hz) |
| 重量 | 約2.30kg |
| 価格 | 26万円台~ |
\ セールで20,000円 OFF /
「G TUNE H6-A9G60BK-C」は、最新のAMD Ryzen 9プロセッサを搭載し、高いCPU性能で重量級のゲームや同時進行の作業も余裕でこなせるゲーミングノートPCです。
グラフィックスにはGeForce RTX 5070を採用し、DLSS 4に対応することで高精細な映像をより軽快に描画。最新タイトルでも快適な動作が期待できる優等生モデルです。
大規模なオンラインゲームからクリエイティブ用途まで幅広く活躍してくれます。高性能CPU&最新グラフィックスを求めたいユーザーにおすすめの一台です。
G TUNE H6-I9G7TBK-C

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 9 275HX |
| グラフィック | RTX 5070 Ti(12GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| 液晶 | 16型 2,560×1,600 WQXGA(300Hz) |
| 重量 | 約2.58kg |
| 価格 | 34万円台~ |
\ セールで50,000円 OFF /
「G TUNE H6-A9G70BK-C」は、最新CPU「AMD Ryzen 9 8945HX(16コア/32スレッド、最大5.40GHz)」を搭載し、マルチタスクから重量級3Dゲームまで圧倒的な処理性能を発揮。
グラフィックスは最新世代「NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti Laptop GPU」搭載。ノートPCでもデスクトップ級のビデオメモリを搭載し、高画質ゲーミングを楽しめます。液晶はWQXGA(2,560×1,600)と300Hzで遅延の少ないゲームプレイが可能です。
加えて、32GB DDR5‑5200メモリに1TB NVMe Gen4 SSDを標準搭載し、大容量ゲームや動画編集も快適です。
マウスコンピューターは標準で3年保証が付いているため、アフターサポートも安心。性能と信頼性を兼ね備えた、非常に魅力的なハイスペックノートPCです。

OMEN MAX 16

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 9 275HX |
| グラフィック | RTX 5080(16GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| 液晶 | 16型 2560×1600 WQXGA(240Hz) |
| 重量 | 約 2.68 kg |
| 価格 | 39万円台~ |
\ セールで41% OFF /
「OMEN 16」は、インテル第14世代Core Ultra 9 275HX」&「RTX 5080」を搭載したゲーミングノートPCです。RTX 5080搭載なのでビデオメモリ16GB搭載なのが特徴的です。
32GBの大容量メモリが標準搭載で、メモリ消費量が多いゲームタイトルにも適しています。重量級ゲームを本格的に楽しみたい方におすすめのモデルです。
まとめ
シミュレーションゲームには、比較的軽めのタイトルから高い性能を求められる重量級の作品まで幅広く揃っています。
まずは自分がプレイしたいゲームの推奨スペックを確認し、それを基準に最適なゲーミングPCを選ぶのがおすすめです。
用途や遊びたいゲームに合わせて最適なスペックを選び、シミュレーションゲームの奥深さを存分に堪能してみて下さい。












