
PCゲームのジャンルの中でもじっくりと考える事が好きな方に人気があるのがシミュレーションゲームです。
海外・国産含めてPCと相性が良く、PCゲームから家庭用ゲーム機に流れるというスタンスが多いというのも特徴的です。
つまり『シミュレーションゲームならゲーミングPCの導入がおすすめ』になります。
純粋に家庭用のゲーム機で販売されていないソフトが多い、または最初はPCで販売される事が多いので、シミュレーションゲームが好きな方は遊びたいソフトが無いからゲーミングPCを購入して遊ぶという方も多いです。
シミュレーションゲームにおすすめのゲーミングPCのスペックや、おすすめのゲーミングPCをご紹介します。
シミュレーションゲームに必要なPCスペック
シミュレーションゲームに必要なPCスペックを最初にまとめます。
| 用途 | CPU | メモリ | GPU | ストレージ |
|---|---|---|---|---|
| 最低限動く | Core i5 / Ryzen 5 | 16GB | RTX 5050 | SSD 500GB |
| 推奨(大半が快適) | Core i7 / Ryzen 7 | 32GB | RTX 5070 | SSD 1TB |
| 最重量級 / 4K | Core i7 / Ryzen 7 | 32〜64GB | RTX 5070 Ti以上 | SSD 1〜2TB |
最低限の動作で良いならCore i5 / Ryzen 5や旧世代のCPUを選択し、コスパ重視で選ぶのがおすすめです。
GPUはRTX 5050程度あれば十分なタイトルも多いですが、コスパでRTX 5060の方が良い場合もあるため、そこは見極めましょう。
重いシミュレーションゲームはCPU性能が重要になるタイトルが多いため、迷わずCore i7 / Ryzen 7を選ぶのが推奨です。メモリ32GBもマストになります。
シミュレーションゲームとは?

思考する事に喜びを見いだせる方にはドンピシャなジャンルです。
信長の野望というゲームを例に出すのであれば弱小大名プレイをしていると仮定して、難易度を上げてそこからどれだけ下剋上できるかを最短で行うなどです。縛りなどを設けても面白いですね。
信長の野望や三国志なら武将になりきって没入するプレイや、街作りなら自分が思う最高の街を開発するなどです。
という感じでどちらのパターンでもシミュレーションなので予測をして模擬実験をしてその観測をするのが主なスタンスになります。
予測(こうだったらこうなるかな~)→ゲームで実行し結果が分かる(模擬実験)→観測(思った結果と違った!)←ここを楽しむゲームになります。
ゲームの楽しみ方は千差万別ですが、何度も繰り返しプレイする事の多いシミュレーションゲームは様々な角度や切り口で楽しむ事が出来ますね。
シミュレーションならPCゲームがおすすめな理由
スマホやSwitchなどの携帯ゲーム機のように手軽にできるハードとシミュレーションゲームの相性は良いと思います。移動中や出先でサクッとできる利点がありますからね。
スマホ版の三国志や信長の野望などは好きな時に手軽に出来て楽しいのですが、お家に帰って本格的にやり込みたいという場合には家庭用のゲーム機、更に操作性やUI面で快適にと考えているのであればゲーミングPCが最上位互換になります。
- PCゲームでしか販売されていないシミュレーションゲームは多い
- PCでしか使えないゲーム内の機能がある
- キーボード&マウスで操作するのが快適
PCでしか販売されていないシミュレーションゲームがある

最近はPCでも家庭用ゲーム機でも発売されているタイトルも多く、PCとXBOXは両方発売なタイトルも多いですが、シミュレーションゲームとなるとソフトの数でPCが圧倒している印象があります。
シミュレーションゲームと言ったらまずPC→売れたら家庭用ゲームという流れな傾向が強いです。
操作性という意味でもマウスで細かい作業が快適

シミュレーションゲームの性質、操作面においてもPCの場合にはキーボードとマウスで操作するのが基本的なPCスタイルになるのでそのままの感覚でゲームの作業も進めていく事が出来ます。
ゲーミングキーボードとゲーミングマウスまでは必要ありませんが、正確なポインティングを求めるのであればゲーミングマウスはおすすめです。

シミュレーションゲームの場合には細かい操作が要求されるタイトルが多い印象です。(カーシミュレーション系だとパッドやハンコンになると思います。)
例えば上記の例であればSims4の建築画面になりますが、オブジェクトに対してマウスなら細かい部位を直感的かつ正確にポイントする事ができるという利点があります。
「壁の色」「ドアの位置」「オブジェクトの配置変更」をこの画面の中から選択し、決めていきます。
正確性が高いと操作性が良く、楽しくゲームを快適にプレイ可能です。
家庭用ゲーム機でパッドプレイも楽しいのですが、生活、経営、戦略シミュレーションゲームの場合においては、キーボード&マウス操作に慣れている方だともどかしく感じる場面が出てくると思います。
パッドだとどうしてもカーソル速度が遅く感じるのと、正確にココ!という場所に操作が難しいです。この体験が続いていくとPCに移行したくなるかもしれません。
PCでしか使えないゲーム内の機能がある

信長の野望を遊ぶなら何故PC版がベストなのか?SWITCH/PS4版買って分かった事で書いているのですが、シミュレーションゲームの場合には家庭用のゲーム機には無い機能が盛り込まれている場合もあります。
信長の野望・創造立志伝が好きすぎてPC版もPS4版もSwitch版も購入したのですが、結果的には信長の野望をプレイするのであれば顔画像追加という神ツールが付属しているのでPC版一択だと思っています。

顔画像追加ツールという項目がランチャーから起動する事が可能なのがPC版の特徴的な機能。付属ツールを使い世の中にある全ての画像を取り込み、武将化する事ができる。
スペックの関係でもPCの方が性能依存なのでより高画質で滑らかに描画できる特性があり、グラフィック要求が高いタイトルの場合でも快適に動作する事が出来ます。
- PC限定のMOD
- PC限定のゲーム内の機能
- 画質設定オプション(グラフィックの向上や解像度の設定変更)
シミュレーションゲームの代表的なタイトルの推奨スペック一覧
| タイトル | CPU | グラボ | メモリ |
|---|---|---|---|
| 信長の野望・新生 | Core i7-3770 | GTX 1060 | 8GB |
| 三国志14 | Core i7-3770 | GTX 1060 | 8GB |
| ザ・シムズ4 | Core i5以上 | GTX 650 | 4GB |
| プラネットコースター | Core i7-4770 | GTX 980 | 12GB |
| プラネットコースター2 | Core i7-10700K | RTX 2070 Super | 16 GB |
| プラネット ズー | Core i7-4770K | GTX 1070 | 16GB |
| シティーズ:スカイラインズ2 | Core i5-12600K | RTX 3080 | 16GB |
| Frostpunk | 4コアCPUで3.2Ghz以上 | GTX 970 | 8GB |
| Forza Motorsport | Core i5-11600K 理想:Core i7-11700K | RTX 2080 Ti 理想:RTX 4080 | 16GB |
| Assetto Corsa Competizione | Core i5-8600K | GTX 1070 | 16GB |
| inZOI | Core i7 12700 | RTX 3070 | 16 GB |
| JR EAST Train Simulator | Core i5-6500 | GTX 1060 | 16GB |
| Microsoft Flight Simulator | Core i5-8400 理想:Core i7-9800X | GTX 970 理想:RTX 2080 | 16GB |
| Microsoft Flight Simulator 2024 | Core i7-10700K 理想:Core i7-14700K | RTX 2080 理想:RTX 4080 | 32 GB |
| World of Tanks | Core i5 | GTX 660 | 4GB |
| World of Warships | Core i5-2500 | GTX 660 | 6GB |
代表的なシミュレーションゲームの推奨スペックをまとめました。「ゲームタイトル別推奨スペック早見表」で推奨スペックについてはまとめているので、合わせて参考にしてみて下さい。
以上の結果からシミュレーションゲームではRTX 3080以上があると推奨スペックは満たせます。現行モデルならRTX 5070程度のグラフィックス性能が必要になるでしょう。
最新のシミュレーションゲームや、重量級のシミュレーターゲームを高画質でプレイ予定の方はハイスペックのゲーミングPCがおすすめです。
ただ、PCゲームでは画質を落としてプレイする事もできるため、重いゲームは中画質程度でプレイする予定ならRTX 5060 / RTX 5060Tiを視野に入れてコストを落とすのも選択肢の一つでしょう。
The Sims 4

『The Sims 4』は比較的軽めのゲームですが、拡張パックやMODを入れると負荷が増します。
最低動作環境ではCore i3と4GBメモリ程度で動きますが、快適に遊ぶならCore i5以上、メモリ8GB以上、GTX 1050クラス以上のGPUがおすすめです。
大規模な建築や世帯を扱う場合はCPU性能とメモリが重要になりますので、Core i7やRTX 3060以上なら拡張導入後も快適に楽しめます。現行の最新モデルなら非常に快適に楽しめるタイトルです。
inZOI

The Sims 4とは別のライフシムとしては「inZOI」があり、まだまだこれから拡張していく発展途上のタイトルですが、推奨でRTX 3070が指定されている重量級タイトルになります。
Cities: Skylines II

『Cities: Skylines II』は都市開発シミュレーションとして非常に重く、CPU・GPUともに高性能が求められます。
快適に遊ぶにはCore i5-12600K以上、メモリ16GB以上、RTX 3080クラスが推奨。特に建物や人口が増える後半は処理が重くなるため、CPU性能と十分なメモリ容量が重要です。
Microsoft Flight Simulator 2024

『Microsoft Flight Simulator 2024』は現実に近い景観や膨大なデータを扱うため、非常に高いPCスペックが求められます。
快適に楽しむにはCore i7-10700K以上、メモリ32GB、RTX 2080クラスが推奨。4K解像度でプレイするならGPU性能と大容量メモリが必須です。
シミュレーションゲームにおすすめのゲーミングPC

シミュレーションゲーム用におすすめのゲーミングPCを紹介していきます。
軽量シム向け
THIRDWAVE AD-R7A56A-01W

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060(8GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
シミュレーションゲームには戦争・軍事・歴史、生活・ライフ、宇宙・サイエンス系など幅広いジャンルがありますが、描画処理そのものは軽いタイトルが多いのが特徴です。
信長の野望シリーズや牧場物語、Hearts of Iron IVのような戦争系、The Sims 4などのライフシミュレーションなら、Ryzen 7 5700XとRTX 5060の組み合わせで余裕を持って動かせます。
物足りなくなるのは重量級のタイトルです。街づくりの代表作Cities: Skylines IIは、最高画質や人口が増えた後半になるとこの構成では厳しくなります。
そこまで重いタイトルを常時プレイする予定がない方には、コスパが良い構成です。軽めのシミュレーションを幅広く遊びたい方におすすめです。
都市開発・乗り物シミュレーター向け
GALLERIA XDR7A-R57T-GD

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| グラフィック | RTX 5070(12GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミドルタワー |
「GALLERIA XDR7A-R57T-GD」は、性能重視のCPU「Ryzen 7 9800X3D」と、高性能グラフィックス「GeForce RTX 5070」を搭載したミドルハイクラスのゲーミングPCです。
Ryzen 7 9800X3Dを搭載し、メモリ32GBなので重量級のCities: Skylines IIなどの都市開発ゲームや、Microsoft Flight Simulator 2024のような最重量級クラスのゲームでも快適に楽しめます。
洗練されたデザインや優れたメンテナンス性、使い勝手の良さも高く評価できます。どれにするか迷ったときに、安心して選べる候補の一つです。
G TUNE DG-I7G70

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 270K Plus |
| グラフィック | RTX 5070(12GB) |
| メモリ | 32GB(DDR5) |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD(Gen4) |
| ケース | ミニタワー |
G TUNE DG-I7G70は、高級感・冷却性・静音性をしっかり押さえた、G TUNEの新ミニタワーです。前面LEDが間接照明のように灯り、デスクに置いたときの存在感も魅力のひとつ。
GPUにはRTX 5070を搭載しているので、最新ゲームもWQHD解像度で気持ちよく動かせます。
CPUは「最高のオールラウンドCPU」とも評される高コスパモデル「Core Ultra 7 270K Plus」。ゲームに加えて動画編集や配信といった作業もこなせるため、これ1台でやりたいことが幅広くカバーできます。
4K重量級シミュレーター・MOD前提
FRONTIER

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| グラフィック | RTX 5070 Ti(16GB) |
| メモリ | 32GB(DDR5) |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD(Gen4) |
| ケース | フルタワー |
FRONTIERは、セールでコスパが良いゲーミングPCが出る事で有名です。その中でも狙い目はゲーム性能に特化したRyzen 7 9800X3DとRTX 5070 Tiを組み合わせたフルタワーモデルです。
Ryzen 7 9800X3Dは3D V-Cacheの恩恵で現行最強クラスのゲーミングCPU。RTX 5070 Tiの16GB VRAMと組み合わせることで、WQHD〜4Kの高画質設定でも余裕を持って遊べる構成です。
メモリも32GB標準搭載で、重量級シミュレーションゲームを快適に楽しめます。
GALLERIA XDR7A-R58-GD

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| CPUクーラー | 水冷 |
| グラフィック | RTX 5080(16GB) |
| メモリ | 32GB(DDR5) |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD(Gen4) |
GALLERIA Xシリーズのミドルタワー型です。ガレリア新筐体の洗練されたデザインと、刷新されたエアフロー設計による冷却性能が魅力。斜め45度のコンソールパネルも使い勝手が良く、ゲーミングPCの定番といえる一台です。
CPUにはゲーム処理に強いRyzen 7 9800X3Dを搭載。CPU側がボトルネックになりにくく、RTX 5080の性能を最大限引き出せます。
シミュレーションゲームにおすすめのゲーミングノートPC

シミュレーションゲームにおすすめのゲーミングノートPCをご紹介します。
G TUNE H6-A9G7TBK-C

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 9 8945HX |
| グラフィック | RTX 5070 Ti(12GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| 液晶 | 16型 2,560×1,600 WQXGA(300Hz) |
「G TUNE H6-I9G7TBK-C」は、RTX 5070 Ti Laptop GPUと300Hz液晶を搭載。最新のAAAタイトルを最高画質設定のまま、残像感のない滑らかな映像で遊べます。
重量級の都市開発・乗り物シミュレーター系も快適に動作可能なVRAM 12GB&メモリ32GBの鉄板構成です。
液晶の色再現性も高く、ゲームだけでなく動画編集や写真現像にも活きるので、クリエイティブ用途との兼用にも向いています。ノートPCで画質もフレームレートも妥協したくない人におすすめです。

GALLERIA NMC9L-R58-H6

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 9 290HX Plus |
| グラフィック | RTX 5080(16GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| 液晶 | 16型 2560×1600 WQXGA(300Hz) |
「GALLERIA NMC9L-R58-H6」は、RTX 5080 Laptop GPUのVRAM 16GBとCore Ultra 9 290HX Plusを組み合わせた、ノート型としては上限に近い構成です。
3DMark Time Spyは19,336。RTX 5070 Ti搭載モデルとの差は約3,000ですが、本当の違いはスコアよりVRAM容量にあります。
フルHD〜WQHDでゲームを遊ぶだけなら5070 Ti搭載モデルで十分です。ただしMODで画質を盛りたい方、4K出力や外部モニタでの高解像度プレイ、クリエイティブ用途を並行したい方は、VRAM 16GBのこちらを選んでおくと数年先まで安心して使えます。
まとめ
シミュレーションゲームには、比較的軽めのタイトルから高い性能を求められる重量級の作品まで幅広く揃っています。
まずは自分がプレイしたいゲームの推奨スペックを確認し、それを基準に最適なゲーミングPCを選ぶのがおすすめです。
用途や遊びたいゲームに合わせて最適なスペックを選び、シミュレーションゲームの奥深さを存分に堪能してみて下さい。

