2019年に発売されたゲームの中からプレイして個人的に面白かったPCゲームをご紹介します。上半期はApex Legendsにドハマリしてしまい寝不足になりました。
下半期の終わりには超大作ラッシュで複数のゲームをローテする過密スケジュールになりながらもそこを楽しんでいました。ゲーム購入の何かの参考になれば幸いです。
1位 Apex Legends(エーペックスレジェンズ)
Apex Legendsは基本プレイ無料のバトルロイヤルゲームです。最大60人で参加し、3人でスクワッドを組み他のチームと戦います。レジェンドと呼ばれる固有のアビリティを持つキャラクターを選択する特徴もあります。
1試合は最長でも20分~30分程度です。MAPが狭くなっていくのでダラダラする事無く毎試合刺激がある試合をする事が出来ます。
個性的なレジェンド(キャラクター)が揃っており、チームプレイでの最適化も求められる一方で、個人のスキルも重要になってくるので初心者の方でも強い人と歩調を合わせると勝利に貢献出来ます。
仲間との意思疎通は快適に行なえ、敵の位置を即座にチーム全員で共有したり、アイテムの位置などを把握する事が出来るのでストレスフリーな環境です。
死んでしまった時に仲間を蘇生したり自分で助けたりする事が可能なのと、死んでしまってもビーコンをリスポーン地点に持っていけば復活可能なのでチームプレイ感が強いです。
ゲームの目的は最後の1チームに残りチャンピオンを目指す事ですが、チャンピオンになった時の高揚感は格別です。フレンドと一緒にチャンピオンになったら連帯感が生まれたり高揚感を共有する事ができるのでフレンドと一緒に出来るゲームとしてもおすすめです。
ソロ(野良)でも即席のチームでしっかりと意思疎通して一緒に戦っている感は十分味わう事が出来ます。
ハマれば1,000時間はハマれるポテンシャルのあるゲームです。アップデートで追加されていくオンラインゲームなので今後も楽しみなゲームですね。
2位 COD:MW
コールオブデューティーシリーズの最新作になります。個人的にはコール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェアからがCODシリーズのスタートです。
友達の家でXbox360版をプレイさせてもらって即購入した記憶があります。そういうゲーマーの方も多いのではないでしょうか。
COD:MWはリアル路線になっているのでかなり楽しめています。特にマルチプレイのモードの種類が多いのでどれかはハマれるのでは無いかと思います。
少人数でプレイするモードが好きでガッツリプレイしてました。武器のアンロックや使い込むほどのにレベルが上がるのでつい『もう1ゲームだけやろう』と思っていても気付いたら2時間くらい経過していた事が頻発したのでハマりすぎには要注意。
CODシリーズでここまでハマったのは久しぶりかと思うくらい熱中度の高いゲームでした。リアル系FPSが好きな方にはおすすめです。
3位 レッド・デッド・リデンプション2
レッド・デッド・リデンプション2(RDR2)は1989年のアメリカが舞台のリアリティのある西部劇オープンワールドゲームです。
完結にまとめるとどこを切り取っても完成度の高いゲームなので高品質が約束されたロックスターゲームスの超大作ゲームです。
CEROによる年齢別レーティングは「Z (18才以上のみ対象) 」な点は注意して下さい。
没入不可避
グラフィックの凄さで言えば今年はメトロエクソダス(レイトレーシング)、CONTROL(レイトレーシング)、デビルメイクライ5(キャラクター)、バイオハザードRE2(キャラクター)、NFSH(車)、など圧倒されてしまう高グラフィックの連発でした。
ゲームの楽しみ方は無数にあるのでメーカーさんの絵作りを嗜好品のように楽しむのもゲームプレイヤーの一つの楽しみ方と言えると思いますが、RDR2のグラフィックスはゲームとして認識する事を一瞬忘れてしまう程の没入感があると感じました。
熱中してしまうゲームはあれどゲームをプレイしている事を忘れてしまうほど没入したゲームは多くは無いです。
ゲーム世界に自分が落とし込まれるような体験というと個人的には『スカイリム』、『ウィッチャー3』、『RDR』『RDR2』くらいです。
フォトモード×オープンワールド×SS撮影の相性が凄く良い
オープンワールドゲームの難点と言えばやはりダレるという点をどうしても感じてしまいます。
作品を長時間プレイして感じる事もあれば、オープンワールドゲームを何作もプレイしている場合によりそう感じてしまう可能性が高まります。
違うジャンルの作品をプレイしたりゲームから距離を置いていて久しぶりにプレイして新鮮さを取り戻すという本質的な解決になっていないかもしれませんが、プレイヤーの工夫次第で回避する事は可能でしょう。
特にRDR2はリアリティに重きを置いているのでゲームとしてはスローテンポな印象もあります。なのでダレるが起こりやすい側面を持ったゲームと言えるかもしれません。
しかし、これだけの高グラフィックスのゲームなのでカメラを持って旅行するような感覚で『ゲーム中により良いスクリーンショットに最適な場所を見つける』という楽しみ方を織り交ぜるだけで散策に一気に身が入ります。
RDR2にはフォトモードが搭載していますし、GeForce Experienceのスクリーンショット機能やフィルター機能もあるので更に表現力は高まります。
SS加工というジャンルもあるのでそういうプレイスタイルがしっくる来る方は一粒で二度おいしい体験ができるでしょう。
そうしたいと思えるほどのRDR2のグラフィックスの凄さというのも大前提としてありますが、時間の変化で表情が変わるオープンワールドなので馬に乗って移動している時に『ここのロケーション綺麗だな、パシャリ』という事をしているとダレるという部分は感じなかったです。
プレイ後に撮影したSSを見返してみると凄すぎと思える画像の宝庫の出来上がりです。圧倒的グラフィックス表現に驚きの連続でした。
魅力溢れるコンテンツは世の中に山程ありますが、5年後や10年後に思い返した時に記憶に残っていてその時体験した喜びで思わず笑みがこぼれるような高揚感をもたらしてくれるゲームと出会える機会はそう多くないでしょう。
素晴らしいゲームを作ってくれたロックスター・ゲームスさんのクリエイターさん達に心から感謝です。
4位 プラネットズー
プラネットズーはシミュレーションゲームとしては非常にリアルな高グラフィックスが特徴的なタイトルです。
動物たちがリアルに描かれているシミュレーションゲームというだけでまず珍しいので高評価です。
パーク運営に関してはキャンペーンモードが充実しているので課題をクリアしていく事でゲームの内容が理解できるようになっています。
シミュレーションゲームなので一度ハマると長時間プレイしてしまう魅力があります。
ライド系(乗り物)もあります。主観視点で移動出来る仕様はプラネットコースターと同じですね。
自分が思う最高の動物園を完成させて乗り物に乗ってお客さん目線でパークを見つめる事が出来るのは嬉しい点。
5位 ボーダーランズ3
ボーダーランズ3は大ヒットシリーズ『ボーダーランズ』の最新作です。
ハクスラ×RPG×FPSを組み合わせたゲームデザインと、グラフィックが洋アニメ調なのが特徴的です。
ゲームエンジンとしては『Unreal Engine 4』です。RTX2070 SUPER×27インチ4Kで設定下げでプレイしました。
FPSなので画質よりもフレームレートで優先で、フォトモードがあるのでスクリーンショット撮影の事も考えて、シャープネスを優先させ4K解像度でプレイしてみようという理由です。
フォトリアルなゲームではありませんが、このタイプの絵が好きな方にはおすすめです。個人的にはアニメ系のグラフィックも好きです。
今年だとファイアーエムブレム 風花雪月をSwitchの携帯モードでプレイしていたからか解像度が落ちしていた可能性もありますが、キャラクターの解像感がどうしても気になってしまいました。
対比でアニメ系の場合には解像度を優先させてカリカリ感を出してみるというのも良いなと思いながらアニメ系FPSでも4Kを実験的にプレイしていました。
結果としては悪くなかったですがFPSなのでパフォーマンスの観点からWQHDでも十分かなという気もします。
ゲーム内容としてはヒャッハーな世界観の中で武器を獲得、選別するハクスラ要素と操作感が心地良いFPSです。クリア時間は40時間程度でしたが、クリア後のやり込み要素も加味するともっと遊べると思います。
6位 デビルメイクライ5
デビル メイ クライシリーズの最新作が『デビル メイ クライ5(DMC5)』です。
スピード感のあるカッコよく敵を倒すことを追求した爽快なスタイリッシュアクション、伝説の悪魔の血を引く悪魔狩人(デビルハンター)が活躍する魅力溢れるキャラクター、そしてフォトリアルなREエンジン採用の高グラフィックが魅力になります。
キャラクターに生命が宿っている
CG映画級のスケールのキャラクターモデリングは見るもの全てを惹きつけます。
制作に当たっては100台以上のCANONのEOSシリーズで撮影した写真をコンピューターで解析し、3Dモデルを制作する『フォトグラメトリー』によるキャラクターモデリングが行われたそうです。
キャラクターの表情が非常に豊かなのもデビルメイクライ5の魅力ですが、実際のアクターさんの表情がゲームに落とし込まれていてゲーム好きとしては実写を超える没入感のある映像体験だと感じます。
現実世界だとマジマジと近くで人の顔や表情の機微を観察する事も無いと思いますのでよりそう感じてしまうのかもしれませんね。
キャラクターだけに焦点を当てた場合には個人的には今年一番驚きがあったかもしれません。ムービー中に『凄すぎ』と何回も思ってました。
アクションは言わずもがなのスタイリッシュアクションで世界に誇れる最新ゲームです。
やっぱり大作ゲームは非常に完成度が高いです。スタイリッシュなアクションゲームをプレイしたいという方はライトな方にもヘビーな方にもおすすめのゲームです。
デビルメイクライ5の制作の情報に関してはこちらの雑誌で詳しく記載されているので興味のある方はチェックしてみて下さい。
7位 バイオハザード:RE2
個人的にはホラーゲーム自体が得意では無くどちらかと言うと苦手なジャンルです。しかし、バイオハザード7より恐怖感がマイルドになっており、精神を消耗する事無く緊迫感を味わう事が出来る傑作ゲームでした。
ゾンビホラーの程良い刺激を感じつつ、謎解き、アクション、ストーリーを堪能してクリアする事が出来たのが高評価。
難易度はアシストモードがあるので初心者の方でもOKですし、ハードコアモードがあるのでゲームが得意な上級者の方まで楽しめる点も良かったです。
MODに関して
Resident Evil 2 (2019)Most downloaded (all time)
こちらから閲覧可能です。MODに関してはバイオハザード:RE2は充実している印象です。ホラー×セクシーのコントラスト比の相性が良いのか人気を集めているようです。
8位 メトロエクソダス
メトロシリーズ最新作のメトロエクソダスは蒸気機関車のオーロラ号に乗り旅をしながら各地を巡るサバイバルシューターです。
ストーリー的にはかなり上位のランキングに入ると思いますが、ゲーム的にクリア後のやり込み要素(皆無)含めて少ないので評価も低めです。操作性はPC版でマウスとキーボードでプレイしましたがストレスフリーです。
ウルトラワイドモニターにも対応していますし、4Kも対応しています。ウルトラワイドモニター&スピーカーでプレイしましたが、プレイ中は興奮しながらずっとプレイ出来ていました。
ストーリーはワクワクする要素が多いです。各地に列車で移動してそこでオープンワールドという仕様なのでロケーションが変わって楽しめますし、そこに生活している住民も多種多用なので面白かったです。
ボリューム自体は多く無いのでストーリー部分が楽しめる方や、最新のテクノロジーの画質(リアルタイムレイトレーシング対応)を堪能したい方におすすめです。
ホラー的な要素とグロ要素、そして過去作にもありましたがおいろけシーン(PC版だからか地上波だとアウト、CSとかならOK?的なレベルの半裸女性が登場)があるので耐性のある大人向けの娯楽作品になります。CEROレーティング「Z」=18才以上対象なのでそこは注意して下さい。
9位 ニードフォースピートヒート
今作では昼と夜がゲーム中に任意で切り替える事が出来ます。昼はお金を稼いで、夜は評判を上げる事でレベルが上がるのでパーツのアンロックや車のアンロックが可能になります。オープンワールドなのも魅力的です。
夜になると警察官がしつこく追跡してくる刺激感が個人的には高評価です。オープンワールドとなると何かエッセンスが加わらないと上述のようにダレるが起こりがちなのでNFSHは面白かったです。
ヒートレベルが上がると掛け算の要領で貯めたポイントがガレージに戻った時に精算される旨味があるのですが、逆に警察に捕まってしまうとお金も取られるしポイントも少ないのでテンションが下がります。
また、ヒートレベルが上がると警察とのカーチェイスも凄まじいものになるのである程度の所で切り上げてガレージに戻らないといけないヒヤヒヤ感も楽しめます。
そしてオープンワールドなので各地に散りばめられた収集アイテムやアクティビティが用意されています。
パームシティ(NFSHの舞台)は18の地区に分かれており全ての地区を完全クリアする事で特別な報酬も用意されているのでやり込みユーザーの方は完全クリアを目指してみましょう。
NFSHのグラフィックが凄い
NFSシリーズはPS2の時からプレイしていて好きなシリーズでした。PS3のニード・フォー・スピード プロストリートをプレイした時のグラフィックスの凄さに驚愕した記憶があります。
『最近のゲームのグラフィックス凄すぎ、ブレイクスルーしているな』と思っていたのですが、4gamerさんのレビュー記事の画像を今見て
『えっ、こんなだったっけ?』
と時代の流れを感じます。思い出の中では実写並みに凄かった印象でしたが、今見るとうん、PS3だなという感じですね。
もっと遡ってみるとレースゲームで非常に印象に残っている作品があります。
PS1の名作R4です。ゲーマーならR4のオープニングは忘れられない方が多いのでは無いでしょうか。
こんなセンスの塊のようなOPを見せられたらもったいなくてスキップ出来ないですね。今見ても凄くカッコいいです。
今年20周年記念CDも発売されました。他にもレースゲームをプレイしましたがR4が非常に印象に残っているのでレースゲームも好きですがこういう演出や音楽が個人的には好きなんだななんて振り返ってみました。
そして最新作NFSHの話に戻りますが、
・・・『ニード・フォー・スピード・ヒートのグラフィックス凄すぎる』
ゲームももちろん面白いですがグラフィックが凄い事もレースゲームの魅力だと思いますのでNFSHのグラフィック表現を堪能しながら是非パームシティで好きな車を乗り回してプレイしてみて下さい。
10位 龍が如く 極2
龍が如く2極は龍が如く6で開発されたドラゴンエンジンが採用されており『龍が如く2』からパワーアップしています。
街の完全シームレス化、真島吾朗の新規エピソード、新・水商売アイランド、グラビア撮影スタジオなどの追加要素もあります。
新・水商売アイランドはキャバクラ経営のようなモードなのですが、営業中に女の子からヘルプが入って桐生さんがさりげなくおしぼりを出すシーンがカッコよかったしプロ感がありました。
女の子が接客でお客さんと会話をしていてる時に「失礼します」と言い仕事をこなす。
そして女の子は軽く「ありがとう」のサインを出し、お客様に「ごゆっくりどうぞ」と告げる。
立ち去りながら桐生さんがチラリと女の子を見て親指をグッと立てながら去っていく。
演出として何回も見る事になるので、強く印象に残っています。
個人的な話になってしまうのですが、大阪に住んでいた期間が長かったので『ひっかけ橋・戎橋』には思いれがあり街を散策しているだけで楽しむ事が出来ました。
友達とよくこの辺りでカラオケ行ったり、ネカフェでモンハンのオンランゲームで遊んだりしていましたね。
旅行で大阪に行った事がある方も感じると思いますが大阪ならではの活気づいた”都会ではあるものの、東京とはまた違う雰囲気”を楽しむ事が出来ると思います。
桐生一馬になりきってストーリーを堪能するのはもちろん。
寄り道も醍醐味な龍が如くシリーズなのでサブクエストを消化したり色々楽しめる要素が多いのでおすすめです。
本編よりも気になる一風変わったサブイベントがあるのも龍が如くシリーズの面白いと思うポイント。
日本の街並みを箱庭に落とし込んだゲームって龍が如くシリーズだけかと思いますのでおすすめです。
ただPS4でも良いのではという気もするので評価としては低めになりました。セールで安かったら是非狙ってみて下さい。
2019年に購入したPCゲームの総額
2019年 | 175,284円 |
2018年 | 182,173円 |
去年より少なかったです。ハードウェアはモニター等を含めると100万超えという感じでした。今年はRTX20 SUPERシリーズが発売されたのでハードウェアにお金を使った印象です。
2019年発売でプレイしたゲーム
Trransport Fever 2 | Bright Memory |
シェンムー3 | Oxygen Not Included |
COD:MW | NEED FOR SPEED HEAT |
プラネット ズー | RDR2 |
Apex Legends | 嗜血印 Bloody Spell |
ゴーストリコンブレイクポイント | ボーダーランズ3 |
Biotope | Control |
Anthem(アンセム) | Deliver Us The Moon |
ウルフェンシュタイン ヤングブラッド | SEKIRO |
信長の野望 大志 PK | 龍が如く2 極 |
ワールドウォーZ | デビルメイクライ5 |
ディビジョン2 | メトロエクソダス |
ファークライニュードーン | エースコンバット7 |
バイオハザード RE:2 | ATLAS |
テイルズオブヴェスペリア | Assetto Corsa Competizone |
Detroit:Become Human | CODE VEIN |
まとめ
2019年も終わり!2019年ラストのタイミングで最終的な更新を行いました。
あくまで個人的なランキングですが、2019年はApex Legendsが一位ですね。
プレイ時間ではApex LegendsとRDR2とOxygen Not Includedが長く楽しめました。
SEKIROは面白いですが難易度かなり高い。人を選ぶかもですが、ボスを倒した時の達成感は凄まじいです。
SEIKIROが難しいと感じた方におすすめはCODE VEINです。
短時間で濃縮したゲーム体験ではDetroit:Become Humanがダントツ!
人間の意思とは何か?みたいな所を考えさせられました。意思や意識は科学的には解明されていないはずですが、アンドロイドの反応を見ていると人間と同等の感情を持っているので自分の意識はどこからやってくるのか?なんて深い事を考えずにはいられませんね。
この作品は色々と考えさせられます。ではまた!